4月1日は私の誕生日でした。


4月1日は私の誕生日でした。エイプリルフール?知らんがな。

と言っても四十数回目ともなるとどうでもいいです。むしろ誰からも祝われないなら年を取らずに済む…というならそっちを選びます。…という私の発想は明らかに日本人的発想なんですよねぇ。平たく言ってこちらでの誕生日の重要性は日本のそれと比較にはならないと思います。祝わなければいけない。あるいは自分でパーティーを開かないといけない。

イナカだからかドイツだからかその両方なのかは定かじゃないですが、イベントがないものだから、誰かの誕生日は明らかにハレノヒになる。特に区切りの年(30歳とか40歳とか)は人を招いて大規模に祝う傾向がある。で、そういうパーティーに呼ばれた以上は自分でも開かねばならない…という変なしがらみに巻き込まれるわけです。

ところが、素晴らしいことにコロナのせいでそのような面倒は去年に続き今年もパスっ。コロナはろくなもんじゃないんだけど、この点だけは密かにありがたく思ってます。

現在もドイツではロックダウンが続いています。続いているんだけどもう何が何だか分からない状態です。基本的にお店は閉まっているのですが、スーパーなど生活必需品の店に続き、最近では本屋さんなんかも再開。学校も姪っ子いわく隔日で行ってるとか。…なんじゃそりゃ。

さらに、家に人を呼ぶのも基本は禁止なのですが、1世帯2人までは例外的に認められて、その数字には子供は含まれず、さらにこの基準は居住地区の人口XX万人あたりの感染者がXX人までならなんたらかたら…といろんな例外が増えてきて、ドイツ人ですらよく規則がわかってない様子。私としてはとりあえず開いてる店は開いてるし、人を家に呼ばなきゃいいんでしょ…という理解です。

というわけで、今年の誕生日もスルーしようと決めていたのですが、嫁が言うのだ。

「階下の義両親と、姉と姪っ子(6歳)は呼ぼうね」

そもそも階下の義両親は同一世帯なのかそこからよくわからないのですが、これならロックダウンの規制には抵触しないらしいです(ソースは嫁…実に信頼できます)。とりあえず、誕生日はスルーという選択肢は存在しないらしい。

かくして、自分でケーキを作り、買い物に行き…準備。

ふと思った。なんで俺様は自分の誕生日に自分でケーキを作ってるんだろうと。簡単だから別にいいんですよ。ぶっちゃけ材料混ぜてレシピ通りに作れば失敗する要素のないものだし。だけど…なんか違うぞ。

本題からはズレるんですけどね、最近自作でラムレーズンを作り、さらにそれをパウンドケーキにすると激ウマという事に気がつきまして。

これもまた難易度0の作業でして、ラム酒を買ってきて、そこに湯通ししたレーズンを1週間漬ければラムレーズンの出来上がり。それをパウンドケーキにすると…美味いんだわ。調子こいて30センチの型で作っても食べ切れます。レシピはこちらなんですが、これはおすすめ。

もうちょっときれいに写真を撮れよ…とはいつも自分で思ってます。

閑話休題。誕生日に話を戻します。

プレゼントも頂きまして。

その中になぜかボードゲームとパズルがありまして…

ジグゾーパズル大好きな姪っ子と2人で300ピースのパズルで遊んでいるうちに誕生日が終わってしまいました。…ってかさ、このプレゼントそのものが私のためと言いつつ実は姪っ子が喜ぶ選択肢になってる、つまりは私はダシに使われているだけのような気がしなくてもない。

実はこの日の朝に別のことがあったのですが、それは次回のお話。実はこっちが話したい本題だったりする。というわけで、次回に続く。