【超絶駄文】「酒と煙草とパチンコ」のお話


本日は完全に雑談です。「いつもだろ」というツッコミにはごもっともとしか言いようがありません。書く前に駄文確定してますので悪しからず。

本日1月17日は阪神淡路大震災の26周年だそうで。あの日私は大学生でちょうど試験期間だったと記憶してます。当然のように関西、さらには被災地からの学生もいましたので大騒ぎになったことを覚えています。

あの年はその後地下鉄サリン事件も発生し、当時の日本の経済状況や世紀末的な思想もあり「世も末だな」と暗鬱な気分になりました。

それからノストラダムスの大予言は大外れして21世紀を迎えるやいなや、今度はアメリカで9.11同時多発テロが発生。この時はすでにアイルランドで社会人になってまして社内でかかっていたラジオのニュースにみんなの動きが完全に止まっていたことを思い出します。

こともあろうにその勤務地のすぐ近所にツインタワーに突っ込んだ航空会社の事務所があり、こちらは情報漏えい対策のため会社から人が出入りできなくなるなど大変なことになってました。すわ第三次世界大戦勃発か…とか思いましたが幸いそのようなことにはならなかったことはご存知の通り。

それから10年後には3.11の東日本大震災。そして去年はコロナで世界が一変してしまい…と思えば一定の周期でとんでもない事件・事故が起こってますよね。今後もまたこんな大きな事件・事故が起こりうるかと思うと嫌なものです。

というのは話の枕でして、今日のお話は「酒と煙草とパチンコ」です。

私はお酒を飲みます。平日に2日飲まない日が設定されている以外は飲むので「ほぼ毎日」ですね。それ以外の「タバコとパチンコ」に関しては完全に「嫌い」です。こう書くと、タバコを吸う人やパチンコをする人がもういかに反撃してやろうかと身構えている気がしますが、まあ人の話は最後まで聞いとくれ。

実は「嫌い」と言いつつ人生でたった一度だけ10本入りのタバコ一箱を買ったことがあります。しかも吸いました。パチンコは人生でたった一度だけ1000円だけ遊んだことがあります。

時系列的にはパチンコのほうが先なのでこちらを先に書きますか。

私がパチンコを嫌いな理由は「音と煙」です。健康増進法だかなんだか知りませんが最近は分煙が進んでいるらしいので現在の状況は異なるのでしょうが、私の知るパチンコ屋はホールのドアが開くなり、けたたましい音とタバコの煙が飛び出してくるような場所でした。

話は阪神淡路大震災の頃の話です。高校時代の友人が私の下宿先まで遊びに来てくれまして、遊びに行こうということになり、彼に言われるままにパチンコ屋に付き合いで入ったのです。

もう最悪。鼓膜をつんざくばかりの音と、あのタバコの匂い、しょうがなく1000円突っ込んで打ち始めたのですが、何をしていいのかさっぱりわからないからハンドルを目一杯回した状態にしたのですが、そんな状態だと当然の帰結として玉は一番下の穴に入っていくばかり。時間にしたら数分だと思うのですが1000円をドブに捨てた段階で友人に後生だから出ようとお願いして脱出。それっきりです。

思えば運が良かった気もします。この時に変なビギナーズラックで勝ってたりしたら私の人生は別のものになっていた可能性があります。たった1000円でパチンコから足を洗うことができたというのは僥倖。…それ以前に手を染めてないのか。ま、「何事も経験」という意味ではいい経験でした。

書いてたら思い出してきた(私のいつものパターン)。競馬も同じくらいの投資をしました。こちらは大学の友人がやっていたので「ついでに」一緒に買うことをお願いした感じです。こちらもパチンコ同様何が何だか分からないので友人の競馬新聞を見て「一番人気と三番人気を100円」とかいう買い方で数回つきあいで買いました。

友人には「こんな買い方だと勝っても面白くもなんともない」とあまりにごもっともなツッコミを頂き、しかもこんな堅い買い方なのに数回やっても一度も当たらず。この友人と大学の出席日が合わなくなり自然と疎遠になり競馬との縁も切れました。というわけで、生涯で競馬に使った金額もやっぱり1000円。

で、タバコなんですが、上に書いたとおり匂いが嫌いでして。ところが、アイルランドで止むに止まれぬ事情で吸わなければならないことに。うん、まったく止むに止まれぬ事情ではないのですが、話は20年以上さかのぼります。ある日、何を思ったのかイングランド北部の湖水地方に行こうと決めたのよ。車なんてブルジョワジーの乗り物は持ってませんでしたから自転車で。ちなみにサイトを始めるはるか昔の話ですからこの話はどこにも書いてません。

この時にDun Laoghaire(ダンレアリと読みます。なんでやねん…とアクセント位置は同じような気がすると今気がつきました。まさになんでやねん)というダブリン南部の港から出る深夜フェリーに自転車とともに出発したと。

当然港まで自転車で行ったのですが、出港よりはるかに早い時刻に到着しましてやることがない。仕方ないのでパブに行ったんですよ。一人で。

今ならスマホをポチポチしていればある程度の時間などすぐに潰せそうですが、今から20年以上前のお話です。ケータイはあれどスマホなどありません。バーカウンターに一人佇んでいてもやることがない。

こんな時に変なオタク気質が出てくるんですよね。誰も私のことなんて見ちゃいない・気にしちゃいないというのはわかるのですがなんか一人でバーカウンターに佇むのがすごくかっこ悪い気がして、思いついたんですよ。「そうだ、タバコ吸ってりゃ様になる💡」と意味不明なことを思った私はパブの中にある自販機で買ったのかバーマンから買ったのかは記憶にありませんがマルボロの赤を一箱(ただし10本入り)を買い、吸いました。記憶が正しければ、当時10本でIR£3…400円とかだったと思います。

この時に発見したことは、タバコのニオイって自分から出す分にはそんなに悪くないこと(ただし服などにつくと悲惨)、そして思ったとおり美味しいもんじゃないということ。

まあ、思えばゆるい時代でした。パブでタバコが吸えるんだから。それからたまーにタバコをパブでもらうようなこともあった気がしますが習慣化には至らず現在ではタバコ嫌いを公言してます。

蛇足ながら(というかこの文章自体が無駄そのもの)、当時対岸のウェールズにあるHolyheadまでのフェリーですら免税販売があり、タバコなどが免税価格で買うことができました。…あれ、まさかBrexitで免税が復活したり…はしてないよね?

ただ、現在では喫煙者の皆さまを実は応援してたりします。行き過ぎた嫌煙活動は良くないという意見を持ってまして、あまり必要以上に規制すべきじゃないと。正直私の前で吸わず喫煙室なんかで吸っていただく分にはどんどんおやんなさい…と思ってます。

理由は簡単、とっても自己中心なお話です。「タバコの規制が行き着くところまで行くと、次は酒に来る。なので、喫煙者の皆様は酒飲みを守るべくタバコ規制に反対してほしい」というものです。私、この世からタバコが無くなってもまったく困らない…というかむしろ歓迎ですが、そうなるとほぼ間違いなく次は酒飲みにターゲットがうつります。酒なんて飲まないほうがいいというあまりに当たり前の話に反論の余地はないですから酒飲みも防戦一方になることは自明です。なので、そんな日ができるだけこないように喫煙者の皆さまを応援してます。

…うん。結局喫煙者の皆さま・パチンコをする皆さまを敵に回す結果になった駄文だな。公開するかどうかちょっと悩もう。