【中華スマホをゲットせよ2020】臨時代打Blackview A60 Pro編


日本帰省中にとっても困ったことが起きたのです。それは…スマホが壊れた。2017年の初め頃から使っていたAsus Zenfone 3。電池の持ちなどにいささかの不満があったもののそれ以外はまあ可もなく不可もなくで使っていた。

実は電池の持ちへの不満とこの故障は表裏一体でつながっている。3000mAhというバッテリー容量は一般論としては必要にして十分のはずなのだが、私の使い方が悪いのか、設定の仕方が悪かったのかバッテリーが一日持たないのだ。

特に出かけに電池が切れると困る…という時、つまり回数はさほど多くなかったとはいえ、私はやってはいけないことをした。すなわち、移動しながら充電をしたのね。例えばリュックの中とかで。

どうも後で知ったのだがこれは充電のUSB端子部分を傷める禁じ手らしい。今この駄文をネット上でご覧になっているというあなたなら、おそらくお手近にMini USBを使った機材があると思うので見てほしい。「いかにも」壊れやすそうな感じじゃないですか。まあ、見なくても理屈で考えりゃそのとおりですが。

実はもうここ一年近く調子は悪かった。というのもこのZenFoneはUSBケーブルを選んでいたのだ。オス側の「ツメ」がしっかりした新品の一部なら充電ができるけどそれ以外は受け付けないという。思えば早いうちにこの傾向に対策すべきだったのだが、USBケーブルを買い替えだましだまし使い続けていたのです。それが帰省中についにまったく充電してくれなくなったわけ。まあ、時限爆弾が爆発したようなもんですな。カチカチ言ってるのになんの危機感も抱いていなかったというアホさ。

これは困ったといろいろ試したら、ケーブルをかなり無理ある方向に曲げて本体に押し付けるようにすると充電ランプがつく。充電しないと気がついたこの日はこれで安心して寝たのですが、翌朝なんと、充電どころか放電してやがった(バッテリーから逆流するってあり得るのかしら)。かくして電源すら入らなくなった。

こうなると、当然LineだWhatsAppだのが使えないので連絡がつかなくなるのみならず、Google Mapsも使えなくなる。そんなことしてるから電池が減るんだよ…というツッコミが聞こえてきそうですが、Google MapsのGPSを詳細モードにして、いつも自分の居場所がどこだったか記録しているのです。個人情報がどうこうというのも確かにあるのですが、それ以上に便利です。

とりあえず、ASUSのスマホは私の使い方では3年持たなかった。日本滞在中にスマホがないのはあまりに不便だ。というわけでアマゾンですぐに送ってくれそうな格安の代打スマホ…ということで即購入となったのがこちら。

ちょっとそこの奥さんダンナさん聞いとくれ。企業努力なのかスマホがあまりにありふれてしまったからなのか、税込み1万円を切ってスマホが買えるんですよ。信じられますか。緊急だったのでほとんど何も考えずに購入。翌々日には九州の片田舎に配達されまして。

アマゾンから買ったものの、いつもの箱ではなく中華サイトで買ったような怪しい袋で到着。まあ、即配送されたんだし、なんてったって1万円以下だし文句は言うまい。

いや、びっくりした。何がって、まず、購入した状態ですでにスクリーンプロテクターが貼り付けてあり、ついでに衝撃防止のカバーまでついている。いきなり好印象。

さて、まずはSIMカードを挿入しようとするとなんと…今時珍しいことに裏蓋がカパッと開くタイプ。Dual SIMでSIMカードは二枚挿せるし、それとは別にSDカードも入る。SIMカード2枚か、SIM一枚とSDカードの二択というパターンが多い中でこれは珍しいかも。珍しいといえば、裏蓋が開くくせにバッテリーは取り替えられない(少なくとも精密ドライバーが必要な感じ。面倒なので試してません)。なんでやねん。

こうして電源を入れ、アプリ等を古いスマホから移し…と一通りの作業を完了。

よく見ると、画面も最近流行りの水滴型ノッチを使っているし、画面もきれいだし、1万円という値段からすると間違いなくお値段以上。まあ、私がめんどくさい(グラフィック性能を要求される)ゲームなどをやらないからかもしれないけどたいがいのアプリが動いちゃうんですよ。バッテリーも4080mAhと意外と大容量。AndroidのOSバージョンだってしっかり9だし。

でも、やっぱり所詮は1万円なのだ。RAMの3GBというのは心もとない…というより無理筋。アプリが頻繁にフリーズしたり落ちたりするのでそのたびにメモリを開放してあげないといけない。具体的には、例えばゲームをやっている時にラインの通知が来て、ラインを見たあとでゲームに戻ろうとするとゲームがフリーズしているとかね。ちなみにこのときやっていたゲームは監獄少年という・パズル・脱出系のゲーム。高い性能は要求されていないと思われます。

最高にして最大の問題は内部ストレージの容量が16GBしかないこと。システムに5GBが使われているので、残りの11GBにアプリなんかをインストールする必要があるから容量との終わりなき戦いを必要とする。そのせいもあるのかないのか、余計なアプリがプレインストールされていないことはむしろ好印象。

この格安スマホをイナカのじっちゃんに買ってあげよう…とか思う殊勝なお孫さんがいるかも知れないけど、かくいうわけで定期的にキャッシュの掃除なんかをしてあげないといけない気がする。つまりスマホデビューにこれがいいかというと…疑問。使い慣れた人が割り切って2台持ちのデザリング用とかならありかな…という気もする。

その他、画面の反応の悪さが気になった。私、日本語入力ではフリップ入力を使っているのですが、「あ」から指をスライドして「お」を打とうとしても「あ」になる。なので、「このように」と打とうとしても「かのやうに」になっていたりすることがしばしば。俺は明治時代の人間かっ…と自分で何度突っ込んだことやら。

あとは地味にコンパスがついていないからGoogle Mapsの一部の機能などが使えない。そうそう、バッテリーなどいろいろ設定を変えたけど万歩計も動かないまんまだったな。このような細かい不満はたらたらあった。

さらにはカメラ性能は…そんなものを求めちゃいけないらしい。不満。

Canon Canon PowerShot SX720 HSで撮影。

ご参考までに比較写真。…あれ、これだとけっこうしっかり撮れてるな。なんで芝山千代田駅やねん…というツッコミはいつになるのかさっぱりわからない日本旅行記内で。

というわけで、結論としては「たしかにお値段以上だが所詮は一万円。使えないので解雇」。まあ、緊急のピンチヒッターとしての役割は果たしてくれました。1万円で文句を言うのは野暮というものです。

かくしてこの臨時代打のスマホはすでに戦力外通告を受けています。新しいスマホのお話は…長くなったので続く。