【2019日本帰省1】いつものSASがっすのスカンジナビア航空


11月の半ばから2週間ほど日本に帰省しました。その時のお話をこれからネタのないときにぼちぼちしていきます。

11月某日。いつもどおりうちの近所の無人駅から出発。スーツケースをふたつと大きなリュックという荷物は電車で移動するには最大のサイズ。これ以上持った場合はもう空港までの送迎が必須になる。これでハノーファー中央駅へ。到着が数分遅れて乗るつもりだった接続電車に乗れなかったのはこれもやはりいつものこと。

人多すぎホーム。ホーム幅が日本に比べてはるかに広い。

なんか知らんけど、この日のS-Bahn(近郊電車)のホームは人が溢れんくらいの勢いで混んでいた。そんな中、いつもどおりホームの先端付近で空港行きの電車を待つ。

空港で撮影した今回の行きの荷物。多いとは思わないけど一人で中央駅で乗り換えするには最大のサイズだと思う。

ようやくやってきた空港行きの近郊列車は昼間ではありえない短編成!いつもは(一両あたりは短いものの)4両編成の電車が2つ連なって、合わせて8両編成でやってくるのが4両でやってきた。

資料画像。こんな駅でこんな電車です。これが短い4両編成ね。

ホームからこぼれ落ちんほどいたお客はホーム後方へと大移動開始。私もスーツケースをよちよち通しながらようやく先頭車両に乗り込むことができた(写真なぞ撮ってる余裕がなかった)。乗り込めたとはいえつり革も何も持つところがない、スーツケースをしっかり押さえていないといけない…という控えめに言っても罰ゲームの状態。

車内。座っている人たちは補助席(跳ね上げ式)です。自転車やベビーカーなどの優先スペースです。

そうしてようやく乗り込んだものの電車は一向に発車する気配を見せない。なんだろなと思っていると突然

ガコン

という衝撃が。

何が起こったかというと、どうも進行方向前側に電車の増結を行ったようなのだ。それに対するアナウンスもなにもないものだからおそらく前方に増結された4両はおそらくほとんど空車の状態で運転を始めたと思われる。ドイツ国鉄が乗客のことを少しでも考えていたらこんな運行はしない気がする。

チェックインカウンター。誰もいなう。

そんなこんなでハノーファー空港着。出発時刻の2時間半前に到着してみると案の定搭乗受付は開始していない。30分ほど無為に待ち、ようやく荷物を預け身軽になる。

今回の帰省でプロペラ機に3度乗った。その1回目。

コペンハーゲンまでのハエ(正しくはATR72)は完全満席。この幅の狭いコミューター機で横に人が座られると苦痛でしかない。

そんな中いただいたエコノミープラス(ビジネスクラスに相当)の晩餐がこちら。

豪華絢爛なディナー。

コペンハーゲンには定刻着。そのままシェンゲンからの出国審査を経てのりかえのヒコーキの搭乗口へ。

待合室が恐ろしく空いている。なんじゃこりゃ。

何が起こったのかわからないがこの日の待合室にはせいぜい50人くらいの人しかいない。このまま搭乗時刻となってしまう。

搭乗後、まずはウェルカムドリンクをいただく。よし、飲んでご飯食べて寝よう。

機内では五億円のじんせいなる映画を見る。今年の新作映画らしいのだが…知らなかった。

五億円のじんせいを見ながらナッツぼりぼり。

スターター。キャビアですね。

メインコースはダックを選ぶ。

アジア系の料理ですね。

デザートまでしっかりいただく。

食事の後にちょっと「お散歩」に出かける。

待合室で感じた「すかすか」感は本物だった。ビジネスクラスも半分くらいの搭乗率で、エコノミークラスも運がいい人(あるいはちゃっかりした人)はエコノミーファーストクラス(複数座席を専有してエコノミークラスなのに横になっている人)を満喫している人もいる。

ビジネスクラスも2番めのドアより後ろに2列ぶん8席のみの狭いコンパートメントがあるのだが、そこに至ってはまったく無人。というわけで、心置きなく座席の写真を撮ってきたので見てちょうよ。

ああ、それから、このフライトではWifiに接続できなかった。なんか真面目にトラブルシューティングをすればよかったのかもしれないけどめんどくさかったのでそのまま。Twitterで実況するという迷惑行為の芽が摘まれた。

食事の後は熟睡…と言いたかったがたとえフルフラットのベッドでもやっぱり自分のうちのようにはいかない(なんと贅沢なことをほざいているのやら)。夢を見た。ヒコーキがロシアの訳のわからん空港に緊急着陸する夢。

それでも到着前の食事が出る頃に機内の明かりが明るくなるまで寝ていた。その後もミールサービスを断り飲み物飲みいただきまどろみながら過ごす。

そうして到着しましたよ。

北京に(続く)。