【日本帰省記(2)】イクラはいくら?非公開オフ

今回の帰省、たったの2週間。…いや、2週間も休んで「たった」とはなんだとお叱りを受けそうですが、でも、「たったの」2週間。やっぱり3週間はほしいところ。


いろんな莫迦なことをして遊んだのだが、その中でも特筆すべきことをふたつあげるとすれば、オフ会と非公開ミニオフだと思う。まあ聞いてくださいよ。


○分県南部の佐伯市。ここ、最近高速道路が延伸されたことで観光客が激増したそうな。確かに今までは○分市から一般道を嫌になるほどの長い時間をかけて移動していたのが、○分市から30分程度で移動できるようになったのだから、観光客が増えたことも頷ける。また、最近の「高速道路無料化社会実験」とやらのせいで、大分から先は無料化されたこともさらにその便利さに拍車をかけている。


って、別に佐伯まで高速道路が無料だから佐伯に行ったわけではない。最近とある読者さんとすっかり仲良くなって、この人が佐伯近郊に住んでいるので、その人とお昼ご飯を一緒に食べよういう話になったわけ。この話を福岡県は、麻生元総理のお膝元、飯塚在住の読者さんにしたら、話に乗ってきて、おしゃべりな私がさらに愛媛の読者さんに話をしたら、この方もフェリーで労をいとわずやってくるという。かくして、佐伯で非公開ミニオフ開催となる。平日にヒマな人もいるもんだ(をい)。


顔は悪いが人のいい私は(当社比=って自分で言うか)前日の深夜にフェリーで関サバでおなじみの佐賀関に到着の愛媛の読者さんを迎えに行き、うちに泊まってもらい、翌朝早起きして飯塚まで別の読者さんをお迎えに上がる。所要2時間。そして、そのまま大分方面にとんぼ返りして、佐伯へ。こちらに所用2時間半。


今回大分より先の高速道路を使うのは初めて。この無料化された高速道路、史上最低最悪のものだった。大分から佐伯までおおよそ35キロと、けっこうな距離なのだが、ほぼ全線が片側1車線の対面通行で、追越ができない。この長い距離の中で追越ができるのはたったの2ヵ所(下り方面には登坂車線がもう1か所ある)。


さらに、無料化社会実験なるもののおかげで、交通量は激増。これらの事実から導き出される事実は単純…制限速度以下で走る「安全運転」な運転手さんの後ろに、とんでもないイラついた車列ができるという事態に(私はイラついたほうの一人ね)。おーい、どこら辺が高速道路なんだよ。せめて後数か所追い越し車線を整備しようよー。


そんなわけで大分以遠でかなりイライラしながら佐伯のとあるすし屋さんに到着。ここを選んだ理由は単純。ここ以外のほかのすし屋さんは月曜日定休日だったのだ。


まあ、類は友を呼ぶとはよく言ったもんで、私の友人になるような人はやっぱり頭のねじがどっか1本(あるいはそれ以上)ぶっ飛んでいる人が多い気がする。


私と地元の読者さんはフツーにランチの寿司とてんぷらの盛り合わせを注文。それはいい。が、飯塚からの読者さんは、寿司ではなく刺身盛を注文。で、愛媛の読者さんに至っては


イクラのみ。


おい、それ、いくらするんだよ。…とかあまりにベタなツッコミを入れたくなるほどのぶっ飛びよう。私も一度くらいすし屋で通ぶって「光り物オンリー」のおまかせの注文をしてみたいと心ひそかに狙っているが、おそらくそんな機会は一生ないだろう。それにしてもいくらばかりを食べ続けるっていったいどんな感じなんだあ。イクラの祟りが心配だあ。


その後、地元の観光地にちょっと足を伸ばして、飯塚に戻る。…って書けばたった数文字なんだけど、飯塚まで片道2から2時間半を2往復したわけだから、単純にこの日は10時間近く車を運転していた計算になる。運転している本人は気にならないのだけど、同乗してた方々、お疲れ様でした。


飯塚では(飯塚の)読者さんの行きつけのスナックで読者さんの友人数人まで交えて飲む…と言っても運転をしていた私は烏龍茶です。人生においてすべてにデタラメな私ですが、飲酒運転だけはマジメに考えています。


そうそう、その前に何を血迷ったか10年以上ぶりくらいにプリクラ撮ったんですよ。


なんだよ、最近のプリクラは。


私がお目目ぱっちりで美人に早変わりしてるし。


いくら私が別人になっていても、このプリクラはお見せするわけには行きません。かと言って、ケータイ電話かなんかに貼るわけに行かないし。うーんどうしよう。ひとつ確実にわかったことは、プリクラの写真を信じてはいけないということ。


そうだ。記憶が芋づる式に蘇ってきた。私のアイルランドのケータイ(ってかBlackberry)、日本に持っていったんですよ。東京では問題なく動いていた。なのに!九州につくなり不調になり、メールが受け取れなくなった。しょうがないから、リセットや会社のコンピューターに入り込んで、サーバーへの再接続を試みるが、これもダメ。挙句の果てに電源が入らなくなってしまった(壊したー)。ダブリンに戻って修理を試みますが、ダメなら新しいのを買おう。IT機器の購入担当者になんて言い訳しようかと一瞬悩んだが、その購入担当者は実は私だった。


そんなこんなで、羽田オフに続く。