♪Every child has a beautiful name♪

♪Every child has a beautiful name. A beautiful name, a beautiful name♪


のっけから歌っております。Snigelです。ごぶさたをしております。こんにちは。


上の歌、ご存知ですか?洋楽じゃあないんですよ。おそらく30代半ばから上の人は知ってるんだろうけど、ゴダイゴっていう日本人のグループの曲です。もっとも、私もこの世代より一世代後なのでこの曲とガンダーラ、それから銀河鉄道999のテーマソングくらいしか知らないのですが。


最近、私の勤める会社に時ならぬベビーブームが訪れてまして、ある同僚も出産を1ヵ月後に控えております。その嬉しそうな同僚との会話。


私:「もうすぐだよね。男の子か女の子か知ってるの?」
同僚:「女の子」
私:「あ、知ってるんだ。そーゆーのって知らないほうが楽しみじゃない?」
同僚:「そうだけど、待ちきれなくて」
私:「名前は決めたの?」
同僚:「まだ。そう、日本語で2音節でいい名前ないかしら?わかりやすいやつ」
私:「ええ?日本語がいいの?
同僚:「ちょっと変わった名前をつけたくてね」


ふーむ。二音節、ユカとかミキとかメグとかいろいろ思いつくけど、こっちの人にも覚えがよくて、日本語っぽい名前ってなかなか難問じゃあないだろうか。なんか、思いついた方はぜひとも下に書き込みお願いします。


で。名前。


ご存知の通り、日本にはIとかyouに当たる言葉がたくさんありますよね。私、ボク、オラ、わし…その他。その使い方によって自分の立場と相手の立場を推し量ることができる便利と言えば便利のような、面倒くさいといえば面倒くさいような。それに対し、英語にはIとyouしかない。…だけど、ちょっと考えてみると英語もそう単純じゃないんですよね。


いちばんわかりやすい例は、相手を呼ぶのにJohnと呼ぶかMr. Smithと呼ぶか。これで相手との距離がある程度測れますよね。これだけじゃないんですよ。例えば、夫婦とかカップルとかそういう人たち。いちばん親しそうなのは「ハニー」「ダーリン」(アイルランドの女性は「love」なる言葉も使いますが)で呼ぶパターン。はいはい、ごちそうさまです…って感じですが、わりかしつれあい、パートナー以外でもフツーに使われている気がします(異論反論歓迎)。


次に親しそうなのはニックネームで呼ぶパターン。Michaelを「ミック」と呼んだりとかね。


この辺まではわかりやすいのよ。だけどさ、犬も食わない夫婦ゲンカを始めたら、ハニーだのミックだのとは呼ばないですよ。間抜けですよね。「この、カイショなしのハニー」なんて言ったら(…ってか、「甲斐性なし」って英語でどう言うんだ?)。


なので、よく見かけるのが自分がMr. Smithであることを棚に上げちゃって自分の奥さんを呼ぶのにわざわざ「Mrs. Smith」なんて呼ぶパターン。こうすることで相手との距離をとろうとするんだろうなあと愚考。


もっと最悪なのがフルネームで呼ぶパターン。親しい間柄のはずなのにMrs. Mary Smithなんて呼ばれた日にはそりゃ怒ってるんですよ。その人。


この話をしていて面白いことを言ったのがスペイン人。スペインとかラテン系の人って結婚しても旧姓を残したり、または長ったらしいミドルネームを持っている場合が多いらしいです(間違ってたら突っ込んでね)。なので、普段はホセと呼ばれている人も実はホセ・ルイス・フェルナンデス・ガルシア…なーんて長ったらしい名前を持っていることも多いらしい。コドモのときにいつも親からホセと呼ばれているのに、突然「ホセルイスフェルナンデスガルシア」なんて呼ばれた日には「ああ、怒られるぅ」と身構えたらしいです。


…ごめん、オチが浮かばないわ。じゃ、そーゆーことで(いや、どーゆーことだよ)。