（さらに続く）誕生日の受難

2013年4月1日

慌てて更新してるので話がよくわからなくなってますので、話を整理します。

そもそも、今日の予定は朝８時のHannoverからフランクフルトまでのヒコーキに乗って、朝１便のダブリン行きでうちに帰る…つまり昼ごろにはダブリンに着いている…はずだった。なのに、イースターの早朝からドイツ国鉄が工事のため一部運休。しかも、代替バスの運行がなく、あえなくヒコーキに乗り遅れる。

で、ルフトハンザの「厚意」でミュンヘン経由でフランクフルトに飛べることに。この時点でダブリン行きの１便にはもう間に合わない。でも、まあ、文句は言えんわな。

（ムダに長いミュンヘンの空港。搭乗口と乗り継ぎカウンターの往復だけで相当な運動になった）。

で、ミュンヘンに着いた。が、ここでルフトハンザがとんでもない罠を仕掛けていたことに気がつく。というのも、ミュンヘンからフランクフルトまでの搭乗券が発行されていなかったのだ。なんと、空席待ち。で、最後の１席を逃し、次の便を待っているとフランクフルトからダブリン行きの第２便に間に合わないので、自腹を切って80ユーロも出しICE（新幹線）で、フランクフルトへ。

以上がはなしのおさらいです。

で、この新幹線では、ダブリン行きの第2便が出発する1時間前に空港に着く…はずだった。のに、なんか知らんが、途中の駅間で30分近く止まったまま。もう、嫌がらせのレベルだわ。なんかドイツ語でアナウンスしてたけどぼそぼそと話していたので聞き取れず。ヒコーキの機長のアナウンスとか、電車の車掌のアナウンスとか、聞きたいときに限って聞き取れないと思うのは私だけ？

フランクフルト空港の鉄道駅に着いたのは出発40分前。行ける。これは走ればいける。

ところがさあ、フランクフルトの空港駅を利用したことのある人はご存知かもしれんけど、駅がふたつあるのよねん。近郊列車用の駅と、長距離列車用の駅。ええっとね、東京で例えたら、近郊列車の駅は山手線のホームで、長距離列車のホームは京葉線の駅…って言えばわかってもらえるかな。とにかく遠いの。ここをえっちらおっちら走りましたよー。荷物がなかったことは幸いだった。

しかし、運がいいとか悪いとか、人は時々口にするけど、そういうことって確かにあって、さらなる悲劇が私を待ち構えていた。一番行列が少ないと思い、わざわざコンコースの端にある上級顧客専用の優先保安検査場へ行った。案の定すいていた。ここまでは予定内。が、私が保安検査代にリュックを下ろそうとしたら、検査が全く進まなくなった。なんだか係官がわさわさ集まってきた。

早い話をかいつまんでまとめると、どうもシステムが落ちちゃったらしい。再起動が必要になると。で、私たちはと言うと…

係：「申し訳ありませんが、別の保安検査場をご利用ください」

結局、ダブリン行きの搭乗口に着いた時にはすでに搭乗口は閉まっていた…というか、もう誰もいなかった。

また、乗り継ぎカウンターへ。