【発表!2012年10大ニュース(3)】第6位、スカイツリーに登ったぞ(前編)

ん?そんな話あったっけと思われた常連の皆様、ご安心ください。書いてません。この話、今回の書き下ろしです。


8月のくそ暑い中。上海出張のついでに日本に帰省しました。この時にね、行ってきたんですよ。あの、東京新名所に。


今はどーかは知らん。だけどさ、2012年8月当時はまだまだスカイツリーは大人気で、数時間並んでも登れないとかいろんな話を聞いてた。なので、ホントは登る気なんてなかったのね。まあ、とりあえず、ソラマチとやらに行ってみようと。


バスに乗って降り立ったのは浅草寿町。バスで降り立つところがまたステキだ…と自画自賛。


大人のオモチャの看板の向こうに望むスカイツリー。これもまたいい写真だと自画自賛。


浅草のすごいところって、昔ながらの商店街のアーケードが、観光客のおかげもあってか元気に営業してるんですよね。日本中のアーケード街で、ここまで元気なところって他にもあるのかしら。

(ジュリーの「生写真」を店頭に売る店。こんなお店が元気というのもまた嬉しい)。


浅草駅で待ち合わせの友人と会う。そして、東武伊勢崎線で一駅、業平橋で降りて、スカイツリーへ。はいはいはい、これは昔の言い方で、「スカイツリーラインで、とうきょうスカイツリー駅で降りて」スカイツリーへ向かいました。


だいたい、「ライン」ってのが気に入らないね。なんで湘南新宿線じゃなくて湘南新宿ラインなんだよと言いたい。スカイツリー線でいいじゃないか。新東京電波塔線ならさらにいい。もっと言えば、東武伊勢崎線のほうが響きもいいじゃないか。


ちなみに、東武伊勢崎線って私の中では全く謎の路線。東京に5年超住んでたことがあるけど、人を案内できる自信があるのは、京王線、中央線、山手線、あと、一部の地下鉄沿線くらい。東武なんて、まったくわからない路線。例えば、快速と急行のどっちが格上なのかとかもわからない。


話は脱線したけど、「当日券の入手なんて、まあ、無理でしょう」と言いながら、当日券を求めに行くと…

あっさり当日券(の引換券)を手にする。2時間後にまた来いって。


ふむ。2時間どうしよう。


フツーだったら、人がわんさかいたスカイツリーの下のソラマチで買い物なんかをして過ごすのが正しい過ごし方かと。ところが、この友人が案内してくれたのは


東武(鉄道)博物館。


浅草駅から3駅。業平橋駅(とうきょうスカイツリー駅)から2駅。東向島駅の真下にこの東武博物館はあります。流石ですね。ここを選ぶなんて。


入った瞬間にあるのがこの列車…よくは知らんわ(ガイド失格)。西新井って書いてあることは、大師線に入ってた車両なんだろうけど。


特急「けごん」…ああ、残念、土地勘がないから、どんな特急なのかいまいち想像がつかない。


内部。バスみたいに補助席があったらしい。…って、こんなもん使われたら、車内販売のワゴンも通れないし、トイレにも行けないじゃないか。


駅のマルス(っていうのかな。これ)。


でね、企画展示室があったんだ。残念ながらここ、撮影禁止。スカイツリーのできるまでの歴史をまとめた展示。スカイツリーができるまでは、ここ、広大な貨物の操車場だったんだって(まあ、そうでもなければこんな広大な敷地が都内にあるわけがない)。で、一時は、すぐ近所の京成線の押上駅との連絡定期とかもあったとか。そう、京成線の押上駅も実は業平橋駅から300メートルも離れてないんだよね。なので、例えば羽田や成田空港からスカイツリーに来る場合は、実は押上駅を使ったほうが便利という。


わけのわからん飲み物で喉を潤しつつ、スカイツリーに戻りましょう(続く)。