男子寮Galway食い倒れ合宿(2=了)

翌朝。


まずは朝ごはん。


世界不健康朝ごはん選手権ってのがあれば、「歴史的朝食部門」でかなりの高い場所にランクインできそうなアイリッシュブレックファースト。ちなみに、アイルランド人ですら、「こんなもん毎日食わん」と言ってますからね(当社調べ)。確かにこんなもん毎日食ってたら、50まで生きられないのではないかと思います。


かくいう私が食べたのは、まっきーと同じ、スモークサーモンとスクランブルエッグ。随分大胆な量のスモークサーモンを盛ったもんだと思いますが。あ、まっきー版の同じ日の日記はこちらでございます。今回の日記、図らずもお互いの足りない部分を補完する見事な感じになってます。


このお世話になったB&Bを去る時に、オーナーさんとおぼしき女性に…


「ぜひレビューサイトでコメントをお願いしますね。私達は、自分たちのB&Bがどう評価されるかにすごく興味があるんです」


とやんわりと、ネットに評価を書き込むことをお願いされる。…ちなみに私も確かにレビューサイトにちょっとだけ投稿してますけど…バレたのか?(考え過ぎ)


このあと、Clifdenまでドライブ。この模様は、ほぼノーカットで車載動画シリーズとして上げているので省略。


お昼ごはんは、ここだあ(食ってばっかだな)。


Moran’s Oyster Cottage


ここは、まっきーの発案。一度行ってみたいんだと。別に反対する理由もないのでここにする。ちなみに、Galwayの街から20キロほど南に離れているので、車なりなんなりが必要です。


ふむ。コテージ風のパブだな。


中に入るとお約束で広かった。


私は昨日から食べ過ぎ感が満載だったので「軽くサラダを」と頼んだ。結果…


またスモークサーモンかよ(カニも入ってるけど)。
(注:ビール映り込んでますが、ノンアルコールビールです。飲んだら運転しません)


今日だけで、ひと月分のスモークサーモン食べたな。たぶん。…ってか、サラダを名乗る割に野菜がほとんど乗っていないような気がする。


残念、ボケたぞ。フィッシュアンドチップス。


ひでかすが食べた小エビのなんとか。


帰り際に気がついたこと。


あれ?やんごとなきお方がこの店を訪問されている。調べてみると1985年…つまり皇太子ご夫妻だった頃ということになる。


…俺、やんごとなきお方が食事されたパブで食事できるほど偉くなったんだ。


冗談の通じない方のために書き添えておきますが、お値段はメインコースが15-20ユーロ程度で極めてフツーの設定です。まあ、逆に言えば、よくもまあやんごとなきお方がこんなフツーのお店に来られたな…ということも言えるわけですが。


食事の後、高速ではなくのんびりと下道でダブリンに戻る。と言っても、村以外では100キロで巡航できるし、高速道路より空いているのでかなり楽に運転できる。その途中の村でなんかおかしなものを発見。村の中の道路が大渋滞しており、馬が運動場のようなところにわさわさいるのだ。好奇心が服を着て歩いているような私達、当然車を村外れに停めて行きましたよ。


馬の即売会をしているということはなんとなくわかった。だけどさ、その規模の大きさといい、集まっている人の感じといい、なんか、気圧されると言えば響きはいいが、悪く言えば、アヤしい雰囲気が充満している。


ひでかすの肩越しから田代まさししたこの写真で察してください。こんな人ばっかり歩いてたら、どう考えてもただの馬の展示即売会じゃないですよね。何が起こっていたのやら。