ジェットスター・ジャパンの予約したフライトがかなり事前にキャンセルされた…顛末記。


7月の初めごろのお話。ジェットスター・ジャパンが就航7周年記念として「7円セール」とやらをやっていたのです。

参加しました。

と言っても本気で血眼になって挑戦したわけじゃなく、(こちら時間の)夜中にブラウザ数台を立ち上げてセール開始時間にせーので成田→大分および大分→成田を検索をかけてみただけ(それ、結構本気やん…という見方もできそうですが)。

と思ったらやっぱりこんなうまい話には当然のようにオチがあった。重い画面のうちいくつかは予約画面に遷移したものの、成田→大分は最後に「売り切れました」とかいうエラーメッセージが出て買えず。結局買えたのは大分→成田のみ。

敗因は事前にジェットスター用のアカウントを作っておかなかったこと。これを作っている間に座席が売り切れてしまったらしい。ともあれ、片道とはいえ7円は安いしありがたい。

ああ、7円というのは実はウソ。空港の旅客施設使用料380円が別途徴収される。まあ、理解できる。航空会社は空港の代理として徴収しているだけで、この部分は航空会社の実入りにならないしね。だったらこの部分も含めて総額で表示せいや…とは思うけどね。

納得行かないのは「支払手数料」とやら。これが別途600円。なんの手数料なの?もしクレジットカード使用の手数料を顧客に払わせるつもりと言うなら387円に対してどんなに高くても5%とかだろう。つまり全部で400円ちょい…とかいうならまだわかるけど、この600円は意味不明。

文句をつけても詮無いことだろうが、7円のはずが全部で987円支払うことに。まあ、それでも成田=都心のバス運賃よりも安いことを考えれば破格に安いことは疑う余地はないけどね。

話は突然数日前の朝に飛ぶ。安眠を妨げるスマホの目覚ましアラーム。起きないと…あれ、アラームじゃねえぞ。電話?え?なにこの番号?オーストラリア?

寝ぼけたまま考える。ああ、仕事のメールのやりとりをしている人がオーストラリアにいたな。電話をかけてくるのはいいとしても朝の5時にかけてくるのは反則だろう。無視っ。

…結局それから再び眠ることができずに起きたのだが、スマホでメールを確認していると、変なメールが届いていることに気がついた。

「この度は、ジェットスター予約センターにお問い合わせ頂き誠にありがとうございました。」…いえいえそんなごていねいに…ってマテコラ、問い合わせなどした覚えはないぞ。

なんか気になったので例の7円チケットの予約確認をしてみる。

欠航。

それは結構…ってオヤジギャグを飛ばしている場合じゃない。ある意味想像通り私の予約は私の預かり知らぬところで(別便に振り返られていないという意味で)キャンセルされていた。この自動メールが届いていなければ私は今現在もこの事実に気がつかないまんまだったろう。

そもそも欠航って何よ…と思ってジェットスター・ジャパンのサイトに行ってみる。

…あら、週半ばの大分便は完全にキャンセルですか。そんなに搭乗率が優れなかったんですかね。と思ったら

…次の画面では私が予約していた日もしっかり運行されている。ただし、運行時刻が5時間ほど繰り上がってはいるけどね。どっちやねん。

さて、どうしたものか。

後日改めて調べてみると、成田=大分便は毎日運行されているみたいで、上のエラーは一時的なものだったみたい。なんだけど、私の予約した午後8時発のフライトはキャンセルされ、午後3時に別の便名で運行されるらしい。だとすると、私は午後3時の便に再予約されてしかるべき…なのだがそうはなっていない。そして、オーストラリアからの電話はそれっきり。二度とかかってこない。

こんなときはどうするか、サイトで見てみた。おお、ちゃんとあるじゃん。「大幅な遅延・欠航時の対応について」というページが。

…ほうほう、画面上に予約変更ボタンがあるんですね。

…ねえぞコノヤロー。

こちらから問い合わせをしてもいいのですが、あえて面白がって数日放置しておくことにします。ジェットスターの、ひいてはLCCがどれくらいアホタレなのかをニヤニヤしながら見届けたいと思ってます。

考えてみると、私とジェットスターは7円だか987円だかを払うことでジェットスターは私を大分から成田に運ぶという契約をしたわけで、その契約に変更があるならジェットスターが私に連絡をしてくるのが筋だと考えます。ことさら今のところ、「予約便変更」ではなく一方的な「契約破棄」になっているわけですから。自動送信メールひとつで解決しそうなことにいつまで時間をかけているのか…とちょっと呆れてます。

数日待って返事がなかった場合、ご縁がなかったということでいつもの青い尾翼の航空会社に新たに予約をし直そうと考えています。手荷物の重さほかどの心配しなくていいし。今後、動きがあったら追記を書くか、香ばしい展開になったら新たに記事を書きます。現在までのところ、ジェットスター・ジャパンのカスタマーサービスレベルは評価不能です。