とことんグダグダなルフトハンザ搭乗記(上)

どーでもいい話です。TwitterやMixiでいろいろつっこまれたので、こっちでもネタにしておきます。まず同居人ひでかす。


余裕もって15分はみておきたいバス停までの距離を5分前に飛び出し、国際線出発20分前に空港に到着予定のバスに飛び乗る同居人。って俺なら最低1時間前には空港に着くようにするけどねえww。


まったくとんでもないヤツですよ。ひでかすは。ウソばっかり書いて。家を出たのはバスの到着予定時刻の5分前ではなく7分前です。しかも、バスの到着予定時刻は出発20分前じゃなく30分前だっつうの。


…って、まあ、公式にはダブリン空港は90分前到着が推奨ですし、腐っても国際線、エアリンガスなどは出発45分前に搭乗受付を終了するとサイトに書いてますので、30分前に到着って論外なんですよね。旅も人生もナメきっていると言われても言い返せない。だけど、まあ、世の中何とかなるのよ。実際ヒコーキ数回しか乗り遅れたことないし、航空券を忘れたこと1回しかないし…いや、ここは黙ったほうが得策だな。


まあ、そんなわけで、空港に出発30分前に到着。前日にすでにネットで搭乗手続きを済ませて、ケータイに搭乗券のバーコードをダウンロードしておいたのでほーら出発30分前に空港に着いても問題はないのだよ。明智君。


実は今回初めてルフトハンザのダブリン空港発でケータイのバーコードを使えるようになった。なんだダブリン空港もやれば出来る子なのじゃないか。嬉々としてケータイをいざ保安検査場のバーコードリーダーにかざすと…読まない。係りのオバちゃん、私のBlackberry見て…


係:「なにこれ?」


…知らんのか。予測どおりといえば予測どおりの展開。


というわけで、無意味に搭乗受付に戻る。そこで普通の搭乗券をもらいふたたび保安検査に戻る。これで貴重な10分の時間を無駄にする。


ひでかすのMixiの発言。
ひでかす:俺、お前とは旅できない。そんな綱渡り旅行www


…強くは否定できんな。実際搭乗口に着いたら搭乗半ばだったし。


この日、珍しいことに、ルフトハンザは搭乗橋を使わずに駐機場上を歩かせる搭乗口を使っていた。別名くされRyanair方式。別にこの方法でもいいのよ。雨さえ降ってなければ。はい、もう読めましたね。そう、雨降ってたのよ。しかも搭乗する瞬間だけ。


駐機場に出た瞬間、前方のタラップ上には行列が出来て他の客が雨に濡れている。冗談じゃない…と思ってよく見ると、機体後部にも入口があるじゃないか(別名くされRyanair方式)。しかも、だれもその存在に気がついてない。をらをらをらーと私は誰もいない後部の搭乗口へ。するとさあ、他の人たちがうわーっと着いてきたのよ。なんだか主体性のないはずの日本人(私)が主体性のあるはずのこっちの人たちを引っ張るある意味不思議な光景


この時点で乗客の動線が絡んでしまった。ご存知の通りヒコーキの通路って人がすれ違うだけの広さはない。つまり、前方の搭乗口から後部の座席に向かう人と、後部の搭乗口から前方の座席に向かう人で身動きが取れない状態になってしまったわけ。


言い訳させてもらうと、これは私のせいじゃないぞ。通常「XX列目より後ろにご搭乗の方は後部の搭乗口をご利用ください…」なんて案内があるはずだ。上に書いたように最初から搭乗口で待機していたわけではないので確証はないのだが、そんな放送はなかった。私に言わせれば地上職員の怠慢。


さらにこの状況を悪くしたのが機材変更と団体さん。ダブリン=フランクフルト間、通常120席程度のA319を使っている。客が多いときは150席程度のA320を使うが、まれに190席程度のA321を使うこともある。この日はA321。おそらく団体さんと思える黒人の旅行者さんたちが大挙して乗って来ている。


別にこの団体さんにツユほどもの恨みもないのだが、この人たちのおかげで出発が遅れたこともまた事実。なんか知らんけど、すごいんだわ。まず子供の数がすごい。のみならず、エコノミークラスでは一人一点と決められているはずの機内持ち込みの荷物を2点3点持ち込んでいる。当然の帰結として、荷物を収納するスペースがない。だから座席に座ることが出来ない。座れないものだから通路の乗客がにっちもさっちも行かなくなると言う見事なまでの悪循環ですっかりハマってしまう。


ドイツ人ってさあ、あからさまに舌打ちをする人が多いような気がする。聞こえよがしに「ちっ」ってやるアホタレが多いのよ。非常口座席に座っていた私、お隣にうら若き金髪の客室乗務員さんがいたんだけど(私の席は隣がジャンプシートの非常口座席だった)、この人が「ちっ」で舌打ちした後すっかりキレた様子で「重い荷物は座席下に収納してください(怒)」とアナウンス。それでも遅々として進まない搭乗。なんだか知らないけどめちゃくちゃでした。


上に書いたとおり、この日の座席は非常口座席。で、いつも通路際だから試しに窓際に座ってみたのよ。これが最悪だった。窓際なのに窓がない。いや、ドアはあるんだけどそのドアについている窓はそれこそ手のひらサイズののぞき窓で、私の席からは何も見えない。なんかいつ着陸するのかとかもわからないしけっこう怖かった。二度とこの席には座らない。


フランクフルト到着後、当然この団体さんも降りるわけだが、そのうちの一人のお母さんがなんと機内備え付けの毛布をおぶひも代わりにして背中に負ぶった赤ちゃんを毛布で包んで降りようとしてる。…それ、ドロボーじゃないのかよ…と目を点にしていると隣にいたさっきの金髪の乗務員のお姉さんが、


「すいません。その毛布、機内から持ち出さないようにお願いします」


と当たり前のことをいう。すると、そのお母さん、


「子供を抱えてるんだからしょうがないでしょ。ヒコーキから降りるのにいるのっ」


乗務員さんと私の目が合計4つ、点になった。


(よくわからない写真ですが証拠写真、スーツケースを引っ張りつつ、機内備え付けの毛布でコドモを背中に抱えてヒコーキを降りるお母さん。母は図々しい強し)


…ってか、なんでオレこんなくだらないこと書き始めたんだっけ。あ、そーだ、帰りのヒコーキでちょっとした事件があったからそれを書こうとしてとことん脱線してるんだ。…すまん、長くなりすぎたので続く(ああ、こんなグダグダ話を2回も書くな)