【嫁つき日本帰省2017-14=完】最終日の東京散歩とSASがっすのスカンジナビア航空の定点観測


こうして大分をあとに東京へ移動。25日は最終日。向かったのは…

 

今日の写真、実は過去(2016年とか)に撮った写真も混ざってます。

 

浅草。

 

かっぱ橋の道具街で撮影。なぜこの店を撮影したのかは本人にも謎。しかもブレてるし…。

 

私はこの地下鉄銀座線が結ぶ、浅草=上野=秋葉原エリアが都内でも一番好きです。一番落ち着くというか。

 

というわけで、都バスで降り立ったのはかっぱ橋の道具街。

 

かっぱ橋の道具街の店先にほんの数日前に見たばかりの長崎の波佐見焼などが売っているのですが、これが途中に問屋さんなどを通したせいかけっこういいお値段になっている(まあ、それでもお手頃価格ではあるのだが)。現地で買い物をしたのは正解だったと。

 

スカイツリーは好きだけど、東武伊勢崎線をスカイツリー線と呼ぶのは気に入らない(個人の意見です)。

 

ふと気がつくと、写真などほとんど撮らないままに新仲見世通りを抜け、浅草寺をかすめて東武浅草駅までやってきてしまった。なんとなく休憩…となって入ったのが花月堂馬道店。メロンパンが名物らしく店頭でもメロンパンを全面に出した商売をしていたのですが、嫁も私もそんなものには目もくれず、奥の喫茶室へ。だって休憩したかったんだもん。

 

ちなみに奥の喫茶室でもメロンパンは食べられたみたい。なんだけど、私が勝手に日本のパン屋さんで売ってるパンの順位づけをしたらメロンパンってたぶん最下位争いすることになる。ぶっちゃけどーでもいいパンのひとつ。嫁もあんみつだのなんだのと美味しそうなものが他にある中で、なんでパンなど食べなければいけないの…と二人して完全にメロンパンに目が行っていなかった。

 

 

…なんかどこかの居酒屋で見たような2階建ての席ですが、嫁的には面白いと写ったらしく、写真左側の下段の席に落ち着きました。

 

 

抹茶に胡麻に…まあガイジン受けしそうではあるが…。美味しかったです。

 

休憩はした。もうお土産も一通り揃った…さて、どうしようかと思い、嫁に意見を求めると、相変わらず思考回路の読めない嫁が言い出したのは「公園に行きたい」

 

脳内検索をしたところ、浅草公園六区上野公園日比谷公園新宿御苑飛鳥山哲学堂公園(ちなみに浅草公園六区はただのバス停名)…いろんな場所が浮かんできましたが、何故か私が選んだのは…

 

 

 

これらの写真でどこか分かる人はなかなか東京にお詳しい方とお見受けします。正解は…浜離宮です。学生の頃ガイドのバイトをしていて来て以来…という本当に久しぶり。

 

ここを選んだのには下心があった。この後隣接地の築地の場外市場に行ってみようと。場外なら午後でもやってるもんね。

 

浅草から浜離宮って直接の交通機関がない。なので、蔵前駅まで徒歩で移動ののち、都営12号線で汐留駅へ。

 

上の一段、ツッコミどころ満載なので自分で突っ込んでおきます。まず、「直接の交通機関がない」に異論のある方は最後までお読みください。蔵前駅は都営浅草線と12号線の乗換駅ですが地上乗り換えで遠いので、浅草からならむしろ一駅歩いたほうがいい気がします。だいたいこのくそ長い地上乗り換えがが乗換駅になれるなら、「上野御徒町」駅は千代田線とも乗換駅にすべきだろ。それから、都営12号線は大江戸線などと呼ばれているようですが、その名前、すごく嫌いなんです。スカイツリー線反対と言い、くだらないことにうるさい私。

 

浜離宮を散策中にとんでもないものに気がついてしまった。

 

浅草にて撮影。

 

「浅草行き水上バス」

 

そうなのだ。乗ったことがなかったこともあって、この存在をすっっっっっっかり忘れていた。本数こそ多くないが、これに乗ればのんびり隅田川を川下りしながら無駄に歩くことなく浜離宮に到着できたのだ。

 

口惜しいので乗った。当然の帰結として浅草に戻ってしまった。あ…築地市場のこと、すっかり忘れてたわ。

 

この川下りならぬ川上り、思いがけず楽しかった。

 

青島巡査部長が封鎖した橋を背景に何気なく撮ったら、珍機のB748でした(マニアさん向け情報。748ならどこの会社かはマニアさんには説明の必要もないわけで)。

 

レインボーブリッジの向こうに羽田からの離陸機を見つつ…

 

…あれ、「ごきげんよう」のスタジオを上の方から眺めた覚えがかすかにある…もしかして、行ったことがあるのかな…。

 

…落ち目とされる某テレビ局を横に眺め…

 

 

…もうすぐなくなる(と思われる)築地市場を左に見つつ…

 

 

…こち亀で両さんが破壊してしまった勝鬨橋をくぐり(「春の舟遊び!?の巻」第372話 こち亀が一番面白かった頃のコミックス39巻所収…あの話ではなくこっちを挙げるところがマニアックと自画自賛)…

 

 

…隅田川から箱崎ジャンクションを愛で…

 

 

…こちらは清洲橋。隅田川ってホントに名橋の銀座通りだわ。

 

 

…バンダイって3つもビルを持ってるのか(借りてるのかもしれんけど…)。

 

 

…あれ、画竜点睛を欠く…と言っていいのか、アサヒビールの何かが足りない…(何が欠けているかわからんという方は、こちらのストリートビューでご確認ください)。

 

ちなみに船内ですが、二層ありまして…

 

…こちらが下層。テーブルなどがあり便利そうですが、やや天井が低く圧迫感がありそうです。

 

 

対してこちらが上層。天井がガラス張りで橋を下から眺められたりでオススメです。ただ、真夏はこちら、サウナになるんじゃないかしらね…。あとは、飲み物を置くような場所もなかったです。

 

琥珀の時間600円なり。

 

船内には売店があり、ビールがいただけます。プラスチックのカップというのもさることながら、イギリス・アイルランドでこのビールを提供したら絶対の確率で「ボッタクリだ」と文句を言われます。え?意味がわからんという人。下の写真と比較して何が違うかご確認ください。

 

 

答えがわからん…というお方。上の写真はダブリン市内のホテル内にあるパブにて撮影。ギネスがなみなみと注がれて溢れちゃってます。それに対して、船内の「琥珀の時間」、泡が少し落ち着いてから撮影されたとは言え、上の方がスカスカ。

 

翌日はSASがっすのスカンジナビア航空にてドイツに戻る。けっこうどよーんとしながらの出発。それはもちろん楽しいホリデーが終わり日本から離れる…というのが言うまでもなく最大の理由なのですが、それだけじゃない。行きに続いて帰りまで、事前のマイルを使ったビジネスへのアップグレードに失敗していたのだ。やはり一人に比べて二人だと残席の関係からか格段に難しくなるらしい。

 

搭乗受付で聞いてみたけど残席は確かに2あるもののブロックされていて無理…とのこと。一縷の望みをつないで搭乗口へ…ということに落ち着いたが、まあ二人は無理だろうなぁ。係の人に言われたことは、もしアップグレードできたとしても席は離れ離れになってしまう…とのこと。ああ、一人旅のほうが遥かに気楽でいいわ。

 

 

SASがっすのスカンジナビア航空のエコノミークラスの「エサ」を覚悟してANAのラウンジでまたカレーうどんを食す。なんか数ヶ月のうちに3回もこのうどんを食べた気がするな。

 

そして搭乗時間近くになったので搭乗口へ。もしかしたら奇跡が起こって搭乗前に呼び出しがあるかな…と期待していたのだが、やっぱり呼ばれなかった。(´・ω・`)…とたぶんこんな顔をしながら搭乗券を搭乗ゲートにかざすと

 

ピンポーン♪

 

ANAの職員さん:「Seating issueでーす」

 

隣の機械で嫁が数秒遅れで全く同じことになっていた。

 

というわけで、最後に大逆転。ビジネスへ。

 

どんな奇跡が起きたか全くわからないが、嫁との席は隣どうし。ハンドリングエージェントのANAさんがご尽力くださったのか、二人の乗り遅れが出たのかもう確認のしようがない。

 

 

というわけでビジネス。ビジネス慣れして当たり前の顔をして座っている嫁に腹が立つ。お前なあ、俺がいつも地道にマイル貯めてるからこうなるんだぞ。美味しいとこだけ持っていきやがって。そういえば、嫁は「私のオマケ」で、SASがっすのスカンジナビア航空の(つまりはスタアラの)シルバーカードを持っている。ヒコーキに全く乗らないからなんの役にも立っていない。

 

 

いつものナッツと、コニャック+ジンジャーエール。

 

 

スターター。なんかいつも同じもののような気がするけど…。

 

 

こちら私の和食。ポークベリー…つまりは焼豚のようなものでした。いつも付け合わせも同じだよなあ。

 

 

こちら嫁のメイン。うーん、食器がそれっぽくなかったらエコノミーの食事です…と言われても信じちゃいそうだなぁ。もっともSASがっすのスカンジナビア航空のビジネスは他の会社に比べてはるかに安いもんなぁ。個人的には食事なんかどーでもいい。横になれることが最大のいいところだから…まあいっか。

 

 

参考画像。ほら、ハーゲンダッツだった。

 

デザートはケーキと…抹茶アイスのようです。以前はハーゲンダッツだったような気がするのですが…これもコスト削減ですかね。

 

 

というわけで、寝させていただきます。昼日中のフライトですから例によってあまり眠れませんでしたが。

 

 

こちら到着前の食事の「全部のせ」。つけ麺(自称)にチキンキエフに焼きおにぎり。この無国籍感がなんとも言えませんね。いつも思うけど、チキンキエフってビジネスクラスに出す食事としてどーなんだろ。

 

翌日はダブリンに移動しました。このお話は次回。