このご時世にダブリンから日本まで10万円で往復する方法

11月に日本に行こうと画策してます。実は私はすでに航空券を買ってしまったのですが、偶然ひでかすもほぼ同じ時期に帰省しようとたくらんでいて、航空ヲタのひでかすがこんなとんでもないチケットを発見してきました。あ、発券してもらったわけじゃありません。発見しただけです。


何やらFinnairがとんでもない投げ売りセールをやっているようです。


日本まで490ユーロ。


この価格、なんとなんと、燃油サーチャージその他もろもろ込みの値段らしいです。

このご時世に日本往復8万円!

…ホントにあったよ。


考えられない値段です。運賃そのものは往復で169ユーロ(おいおい)。そして燃油サーチャージ他もろもろが320ユーロ。考えてみると、今、日系の航空会社の燃油サーチャージは片道28000円。往復56000円。ユーロ換算で350ユーロ。この価格プラスほんのわずかな値段で日本往復出来てしまうのはすごいことです。


まあ、もちろんそんなに話はうまくなくて、これ、まず、ヨーロッパ発の価格です。日本発の設定はありません。そして、Finnairはダブリンには飛んでません(昔は飛んでいて、私もたった一度だけ使ったことがあります)。そして、日本の目的地は名古屋のみよっぽど名古屋線には客がいないんだろうなあ。


じゃあダメじゃんと諦めるのはまだ早い。デュッセルドルフまでエアリンガスが飛んでます。で。デュッセルドルフ発でのFinnairの発券は可能です。かくして、こんな組み合わせが可能です。

エアリンガスは100ユーロ程度


ダブリン朝7時発のエアリンガスでデュッセルドルフまでエアリンガス。2時間の乗り換え時間でヘルシンキへ。ヘルシンキより名古屋に翌日10時着。


帰りは名古屋11時50分発、ヘルシンキのりかえでデュッセルドルフ着17時55分着。エアリンガス21時10分発(つまり3時間半の乗り換え)でダブリン着22時5分着。エアリンガスの運賃は往復100ユーロ程度。


かくして、全部含めてもこのご時世に600ユーロ程度で日本往復が可能です。あ、デュッセルドルフで乗り換えに失敗したとか(この点の気になる人はデュッセルドルフに観光を兼ねて一泊するのも一考かも)、エアリンガスで預託荷物にたっぷり料金を取られたとかそういうクレームは一切受け付けませんのであくまで参考程度に。かくいう私はごくごく無難にAWLさんに手配をお願いしましたので。