人生真っ暗。雪の日の事件

ここ数日、寒波に襲われているアイルランド(ヨーロッパ全体もそうらしいですが)。ついにこの日がやってきました。

月曜日。

…出勤しなきゃだめでしょ。

マイナス5度に対応できるジャケットはどこだっけ。

…どこだっけ。

…どこだっけ。

…どこにもない…。

どうやら私の脳内では、アイルランドで氷点下になることはないと踏んでいたらしく、本気の厚手のコート類はすべてドイツに放置しているらしい。どっかの国の内閣の危機管理を問う前に、自分の危機管を問うべきかしらん。

しょうがないから、ある中で一番分厚い…でもとてもマイナス5度には対応できそうにない…ジャケットをスーツの上から羽織って厳寒の大地へ…ってお前は川口浩探検隊のナレーターか。

私、人生でひとつ決めていることがあるんです。

股引履いたら負け。

なんでと聞かれても困りますが、股引ってオッサンの履くもんだと思うんですよ。そりゃ最近はヒートテックだかなんだかしらんけど、おしゃれな言い方をする股引も出てきたみたいですよ。だけど、股引は股引でしょ。あれ履いたら自分はおっさんの仲間入りをすると固く信じて、マイナス10度だか20度だかのスウェーデンの大地でも股引ははかなかった。かくして、そんなもんは私のワードローブには入っていないのです。

外の雪、積雪自体は数センチながら、気温が低いものだから、雪は完全にパウダースノー状態。その雪をさくさく踏みしめながら会社へ。

夜のうちに積雪がほとんどなかったおかげもあってか、すでに時間がかかることを計算に入れていたのか、意外や意外、午前9時までには半分かそれ以下くらいの社員が出社。ただし駐車場はスカスカ。おそらくバスか何かで出社したのだろう。賢明な判断。ちなみに、ひでかすはおそらく車で出社。帰ってこれなくなったらそれは自爆と言います。

幸い天気は晴れで、たまに雪が降ったものの天気は悪くならなかった。このまま今日はなんとか一日が終わるかと思いきや

…なんですか。これは。

はいはいはい。わざわざ突っ込んでくださった方、ありがとうございます。私だって知ってます。停電ですよねー。停電って起こると大変なんですよね。はい。緊急オペレーション発動。走れー。

ヒューズボックスを確認するも、すべてのヒューズは正常。こうなると私の手には負えません。何せ私、電気技師じゃありませんので。

30分後、電気技師さん到着。

ヒューズがぶっ飛んでますねえ(ってでけーヒューズだなあ)

はあ。

で、替えのヒューズは?

…ないですねえ。

ないじゃ困るんだよおおおお。

ここから先、実は書いたんだけど、ちょーっと、公開まずいかも。会社のリカバリープランを明らかにするのは問題ありげなので、公開は見合わせますです。ただねえ、キレたことがひとつあった。

某電話会社に電話したのよ。

機械:「本日は、荒天のため、コールセンターの営業は終了しました」

…ナメてます。この会社。