モスリム寺と偽ダイソーと偽ユニクロと私

今回の出張の目的は…お引越し。4年前に上海に事務所が設立されて、その時に私がサーバーの構築したのね。今回別のビルに引っ越すことになり、ものすごーく平たく言えば、サーバーを業者が別のビルに持って行くから、そのケーブルを繋ぎ直せばいいわけ。細かい話をここでしてもしょーがないからこれ以上は書かない。…というか、いろいろトホホな事態が起きたのだが…大人の事情により、書けないのだ。残念ながら。


話は金曜日。当然のことながら、営業時間内にサーバーを動かすことはできない。それ以外のできる準備はしてしまったので、ぽこっと1時間ほど時間が空いてしまった。すると、例のぼったくりタクシーの被害に遭った同僚が、「モスリムの寺に行きたい」と言い出した。はいはい、信仰心が篤いのね。いってらっしゃーい…と思ったら…。


同僚:「一緒に行こう」


なんでか聞くと…タクシーに一人で乗るのが怖いと…。おーい。まあ、しょうがない。つきあおう。

タクシーの中で同僚は、スマホの地図アプリでタクシーが遠回りをしていないかいちいち確認していた。…気持ちはわかるけど…ね。


着いたのは…ここ…って、ここはどこだ?本当に中国か?


まずはトイレに行き手と足を洗えとのこと。それはいいのだが、トイレは建物の中にあり、サンダルに履き替えろと。


…み、水虫は大丈夫ですかね。


日本でもさ、たまに田舎の公民館とかに行くと施設備え付けのスリッパに履き替える所あるでしょ。あれが嫌いなのよ。まだ靴下履いていればいいけど、ここでは足を洗うので靴下も脱ぐ。…心配だ。
というわけで、できるだけサンダルを浅く履き、手と足を洗う。そして、礼拝所へ。


なんか前でお祈りを始めたよ。


この後結局1時の礼拝に参加するとかで私は付き合ってられないので終わるまで近所へ散歩に出る。大通りを渡ったすぐ反対側にくたびれ果てたショッピングセンターがあったので行ってみる。


出たな。ニセダイソー。


このロゴが何をパクっているのかは明白。いや、きっとパクってはないんですよね。大いに参考にしているだけで。店内もどう見てもどっかの100円均一店にしか見えない。ただし、価格は均一ではない。


その後ろにある店は…


どーしてこれが訴えられないのか私には大人の事情はわからないが、客観的に見て…パクってるよね。いや、大いに参考にしているよね。ユニクロを。

(この写真ぱっと見たら、誰しもユニクロだと思う…よ…ね…)


実はここで上海編は終了。もう3回めだし、目新しく書くようなことはないのよねん。次回はすでに上海から日本へ帰るお話です。