【マヨルカ島ホリデー:序】降って湧いたホリデー計画

会社の年休表を見ていたら、11月に3週間ほど日本へ行くために会社を休んでもまだ昨年の年休未消化分も含めて3週間ほど年休が残っていることに気がついた。


ふむ。


そういえば、去年のクリスマスプレゼント、Cさんに「ポーランドでの1週間ホリデーバウチャー」という幼稚園児の「肩たたき券プレゼント」と同レベルの発想で乗り切ったんだった。あれもなんとかしないとただの「空手形」渡したことになるな。


「おーい、Cさん、ホリデー行くぞ」


…いかにも脚色をしたような書き方ですが、実際こんな感じでした。しかも出発は2週間後。まあ、私が密かにたった数分で練り上げたポーランドへ車で行くツアー、宿の予約さえすればいけるでしょ。


…と思ったらCさんから横槍が入る。


Cさん:「暖かいところに行きたい」


…はぁ。


んじゃあ、クロアチアとかどうよと思うが、10月末のクロアチアってぶっちゃけ暖かくないことが判明。しかも、ネットで見る限り旅行代金も結構高い。


すっかり忘れていたのだが、10月の終わりってこっちの(含むアイルランドやドイツ)学校って秋休みなのよねん。つまり、旅行代金が跳ね上がるわけ。この時期を避けようかとも思ったのだが、年内に出かけるには何せ11月に3週間も日本に行く私、この週を逃すともう選択の余地がない。なので、この週に行くしかない。


Cさんが職場でそんな話をしたら、…洋の東西を問わずいるんですよね。「お世話好きおばさん」が。お世話好きおばさんが。なんだか、近所の村で個人でやってる旅行代理店を紹介してくれた。親身になって相談に乗ってくれるよって。


Cさん。その面識も何もない旅行代理店にかなり無理筋な要求を突きつける。「どっか暖かいところ1週間、予算はひとり500ユーロ前後!」


そんな無理筋への答えは「マヨルカ島」



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(マヨルカ島。ここね)


マヨルカ島と聞いた瞬間に私は拒否反応を起こした。あの辺の島ってよーするに日本人の感覚で言えばハワイとかグアムだよね。アホな連中(特にイギリス人ドイツ人とおまけにアイルランド人)が大挙して押しかけて浴びるほど酒飲んで、ナイトクラブだかなんだか知らんが乱痴気騒ぎして醜態をさらしてる感じの島でしょ…くらいの理解だったのね。
(推奨BGM:リゾラバ…今聞いてみたらどーでもいい曲だな…)


ところが、周りの人たちが、いや、そんなのばっかりじゃないよ。いろいろ観光するところもあるよ…と。もう考えるのも面倒になった私はじゃあそれでいいよと丸投げ。


というわけで、急遽決まったマヨルカ島1週間の旅。スタート。





…先月はこれ以外にも日本に3週間ほど帰省してたり何だりでこちらを完全に放置してました。今月はくだらないネタでもちょこちょこ更新する予定です。