【準更新強化月間】ダブリン市内の夕べ

1週間のダブリン「出張」の真っ只中、町に行きました。髪を切りに。ドイツでもさあ、なじみの美容師さん見つければいい気がするけどあのどーしようもない田舎町でまともな美容師さんに出会える気がしないのです。


まあ、散髪自体はいつもどおり無事に完了。で、滞在中の某所に戻らなければいけないんだけど、これがさあ、また、遠い。月ほども遠い。フツーにタクシーで帰っても25分はかかりそうなところ、数百メートルごとにとまるダブリンバスで帰ったらいったいどれだけ時間がかかるのかまったく謎。そんなわけで、バスの車内で更新開始。


けっこう大変なんですよ。2-30分ごとの運行だからおそらく誰も乗っていない閑散路線だと思いきや甘い甘い。2階席は完全に埋まっている。おそらく1階席には立ち客が出ている状況。というわけで、お隣さんもいるのでそうとう小さくなりながらかちゃかちゃノートパソコンのキーボードをたたいているのです。きっとうるさいだろうなあ。ごめんね。


いまくっそ噴いたわ。今さ、街中の渋滞してる区間を通過してるんだけど、何考えてるか知らんけど、道端で座っているカップルの男ともろに目が合った。男はアジア系で、女性はヨーロッパ系のけっこうきれいな人だった。なんかさあ、俺と目が合った男、俺のほう見て「どや、俺は彼女がいるんだぜえ。うらやましいかばーか」って勝ち誇った目でこっちを見やがった。…はいはいはい。勝ち誇っててください。


でさあ、今日はご飯を食いっぱぐれたの。朝、社員食堂に行く同僚につきあってスコーンを食べたんだけど、これがけっこうお腹にたまって、昼飯時にぜんぜんお腹がすいてなかった。なので、昼飯を遅めにしようとか思っていたらあれよあれよといううちに仕事が忙しくなりいつの間にか退社時間に。そのままバスに乗ってしまったので、昼ごはんを食べ損ねたと。


散髪の後、このまま滞在先に帰っても何も食べるものがないという事実に気がついた私は緊急避難的にパブへ。いや、別にパブじゃなくてもよかったんだけど、あの、その、アイリッシュパブってなんか知らんけどおいしい黄金色の飲み物を出してくれるのよね。それ飲んで「美味いんだなっ。 これがっ。ぷはーっ」ってやるとなぜかはよくわからないけど幸せな気分になれるわけだ。どっちかというと、食べ物よりもそっちのほうが大事かも…という勢いでパブへ。


パブに何も考えずに入ったはいいが、メニュー見るとさあ、バーガーとチップスとか、フィッシュアンドチップスとかあんまり夕方に食べたくないものばっかなの。このまま外に出て別の場所を探してもいいと思ったが、目の前の黄金色の飲み物が今すぐ飲みたかった私はスターターのスモークサーモンでご飯にすることに。


まあ、おいしかったです。というかさあ、満腹とは言わないけど腹八分でちょうどいいあんばいでした。ちなみに両方で15ユーロ。…2000円でこれだけしか食べられない国ってお財布にやさしくない国だといっていいですよね。


たまにレストランとかに食事に行くと、私は基本スターターは頼まずメインコースのみ。だってさあ、スターターでたいがいお腹いっぱいになって毎度後悔するんだもん。


目下世界は世界玉蹴り選手権で大騒ぎになっている。パブでもイングランドとウルグアイ戦がちょうど始まったところだった。試合が始まるとだんだんみんながテレビの前にかぶり寄ってくるの。で、みんなで観戦。興味のない私はバスがつく時刻を見計らってさっさと退散。そして今に至ると…。


ちなみに出発からもう30分以上経つんですけどバスは道半ばにすら着いてないんですけど…ビールを調子こいて飲みすぎずに1杯で自重しておいてよかったと心から思っています。…ってか、目的地近くに来たらバスは完全に迷走状態。もう出発して1時間経つのに未だに住宅地の中を右に左に走り回ってます。本当にいつか着くのか疑問に感じ始めてます。