【2013冬日本帰省7】上野両替発川崎干物行

成田に無事に到着したのだが、、荷物が出てこない!優先タグが付けられているはずだから、早く出てくるはずが出てこない。ベルトコンベアのところにいる係のおっちゃんに聞いてみたら、もう優先タグ付きの荷物はとっくに出てきているとのこと。あら、荷物が行方不明になったわ。わーい、持って帰らなくて済むぞっと(いや、喜ぶところじゃないだろ。そこ)。

(本文とは直接関係ないけど、この地上係員さんのおかげで、スーツケースの持ち手が必ず乗客側を向いている。つまり簡単に持ち上げられる。このへんが、日本なんですよね。)


ANAの係の人は非常に親切だった。書類の記入も終わり、「それでは通関までご案内します」となり、ベルトコンベアーの横を歩いていると…なぜか私のスーツケースが床に置かれている。原因不明。誰かが、自分のだと思ってベルトコンベアから下ろして間違いに気がついてそのまま放置したとか、そんなところだと思うのだけれども。かくして、荷物は持って帰るハメになった。


駅まで迎えに来てもらう都合で、京成線の(スカイライナーではない)一般特急に乗る。いや、遠い遠い。特急のくせに一部区間は各駅に停まって、都心まで軽く1時間15分。うちに帰り着くともう夜10時。寝る時間。ヒコーキの中で熟睡したものの、また寝る。


翌朝4時半起床。間違いなく時差ボケ。


この日は、川崎まで友人に会いに行くつもりだったが、その前に事件発生。メガネケースを開けると…あれー、変だなー。何も入ってないしー。はい、アホです。忘れて来ました。まあ、パスポート忘れるよりはマシだけど、それでも痛い。ずっとコンタクトレンズつけてると…痛いもんね。


でさあ、メガネ買うの、面倒くさいのよね。というのも、ほら、住所や名前を書くでしょ。あれに当然電話番号がいると。必ず聞かれるのよ。「ケータイの番号もご記入願えますか」って。当然日本のケータイを持っていないので「ない」というハメになるのだが、今日びケータイを持っていない大人なんていないでしょ。だから、「はぁ?」という目で見られる。


かと言って、「実はアイルランドに住んでまして」と家庭の事情をいちいち説明するのも面倒くさい。かくして、いつも私の情報が残っていていちいち記入の必要がない上野広小路から数分のところにあるメガネ屋に行っている。


上野駅からてくてくお散歩開始。


いや、マテ、財布の中にカネがない。正確には円がない(ここまでは、残高がたんまり残っていたパスモで移動)。実は家の最寄り駅の某都市銀行で尋ねたら、米ドルの買取はしているが、ユーロはしていないとのこと(なんと不便)。それで調べたところ、上野エキナカに両替所があるらしい。とりあえず、そこに行きますか。

(客への案内を兼ねたガードマンがいるのも日本的)


これがなかなかどうして見つからなかった。というのも、コンコース階の一つ上のレストラン街にひっそりとこの両替所があったの。自分の頭のなかでは「あっちはレストラン街=両替所があるわけがない」という思い込みが完全に頭のなかにあり、そっちへ行こうと全く思わなかった次第。

(よし、日本円ゲット…当時は1ユーロ110円程度…円高でした)。

(御徒町駅構内の「ミルクスタンド」でコーヒー牛乳を飲むアホタレ)


あれ、メガネ屋、この辺だったんだが。行き過ぎたかしら。


戻る。


ない。どう見ても「金買取」の店になっている(どーせならユーロも買い取ってくれ…と無茶を言う)。


がーん。


仕方ない。別の店を探そう。

(暗いのは、後日に撮影したからです)


何やら見つけた。アウトレット店だって。安いな。


お、ブランド物のフレームが7000円だって。なになに、レンズは一律1575円(両目で3150円)?つまり1万円でメガネが出来るのね、いいね…と思ってみていたら、店員さんがやってきて、


店員:「こちらには特価品の525円のフレームもございます」


安っ。


かくして、眼鏡一式3675円也。さすがデフレ日本。ちなみにこの眼鏡、○分に持っていくのを忘れ、東京で行方不明になったまま。おそらく荷物のどこかに紛れ込んでいるのだろうけど…アホすぎるわ。私。


(追記:で、東京に戻ってきて、メガネを探したが…ない。結局2日使っただけで行方不明になってしまった。やっぱり安物のメガネってダメね…ってをい。)


川崎。実は某家電量販店が京急川崎駅前に新しく出店した時に1ヶ月ほど仕事をしたことがある。なので、川崎は、割とわかる。


などと考えつつ降り立った瞬間


…ここはどこ。


10年以上前の情報なんて何の役にも立たない。

(ひもの屋…って、ひでかす経営ですか)


結局居酒屋のランチ(ビール付き)。


そうそう。こんなもんがあったけど、うまいの?


ベイリーズウーロン。


飲んだことのあるという強者の報告を待ちつつ、続く。