男子寮Galway食い倒れ合宿(1)

Galway男子寮合宿


合宿の心得


食ったら吐くな。吐くなら食うな


…って今テキトーに作ったんだけどね。


誰が言い出したか知らないが、なんとなく男子寮の3名(約一名は女子なのだが、まあ、細かいことは気にするな)およびお客様一人の計4名で週末にGalwayに行く計画が持ち上がり、行くことになった。


土曜日の朝、快晴の空の下、Galwayに向けて出発進行♪ ひでかすが運転してみたいと言うので途中まで運転を任せる。


まったく10年前からは想像もつかないことなのだが、アイルランド国内、ダブリンを基点にして放射状に高速道路が延びている。ことBelfast、Galway、Limerick、Corkの各地についてはほぼ途切れなく高速道路で結ばれている(はいはいはい、一部高速じゃない区間があるとか異論があると思いますが、片側2車線の平面交差のない道なので高速道路と同様とみなします)。Galwayにもほぼ途切れなく高速道路で快適にたどり着ける。


途中のサービスエリアでひでかすと運転を交代。…はい、サービスエリアなんていう洒落たものまであるんです。ほんとに10年前のアイルランドの交通事情からは考えられないことですが。

(おまけ。件のサービスエリアでのイベント告知。ディズニーさんの許可をもらったんだろうか。それともこれは「ミッキーさんじゃないよ」と主張するのか…できそうだ)

(さらにおまけ。ダブリン市内で見かけたアイスクリームの移動販売車。ディズニーさんの…以下略)


以後、運転するが…車が軽い。4人も乗っているのにかるーく走り始めるし、高速で140キロほどまでスピードを出してみても車は安定してる(ただし、燃費は恐ろしく悪くなった…ってか、アイルランドの高速道路での制限速度は120キロで…ごにょごにょ)。


車の年式が12年ほど新しくなったせいか、その細かい改善点には目を見張る。まず、初めて使うインテリジェントキーとやら。これを持っていると鍵を鍵穴に差し込むことなく鍵が開く。ギアをバックに入れると自動でドアミラーが駐車の枠が見えるように下を向く。車の鍵を閉めるとドアミラーが自動で畳まれる。そんなことにいちいち感動するなんてどんだけイナカもんなんだと莫迦にされそうだけど、いちいちすごい。


話は前後するんだけど、Galwayからの帰りは高速道路ではなく並行する一般道を使って帰ってきた。空いているのでところどころにある村を除いては100キロほどのスピードで快適に巡航することができる。で、時速100キロでおとなしく運転したら、ガソリンが恐ろしく減らなかった。おそらくリッター20キロは行っていると思う。リッター8キロ、どんなにがんばってもリッター10キロが精一杯だったRav4とは、もちろんエンジンが2.0リッター対1.5リッターとはるかに小さいこともあるが、その燃費のよさは特筆もの。


Galwayに昼過ぎに到着。今回お世話になるB&BはAsh Grove House。ここに車を停めて市内へ。Galway市内、何度か来ていて、なんとなく街のことは覚えている。…と言っても、バスターミナルや駅なんかがあるEire Squareから商店街が「人」の字型に延びているくらいなんだけど。今回は、B&Bに車を停めたので、逆から入る感じに。


土曜日の午後という時間もあったんだろうけど、街は実ににぎやか。そんな中を散策しまして(…と、別段書くこともないからさっと流すやつ)、夕飯はここだあ。


Oscars Seafood Bistro


なんかねえ、Bistroって言葉が好きなのよね。なんちゅーの、気取ってない感じというか、高い値段を出さなくてもおいしいものが食べられる…ような気がする。


百聞は一見にしかず、行ってみましょー。


店内。午後6時の開店と同時に突入したので(予約してました)一番乗り。店内もこじんまりとしていい雰囲気です。ただ、天井にかかっている布…叩いたらすんごいほこりが出てくるんじゃないかと勝手に心配してた。


生牡蠣を食べるお連れ様たち。はっきり言う。貝類は好きじゃない。こと、生となると。なんか、コドモのときに父親が生あわびとかうまそうに食ってたけど、一度もうまいとは思わなかった。ただ、そんなのコドモの時の話しだしと、ひとつに手を出してみましたよ。


…うーん。


まずいとは言わないよ。だけど、好き好んで食べようとは思わんな。もうええわ。ちなみにこの瞬間はひでかすが動画撮影してまして、後で見たけど、自分では普通の顔してたつもりだったのに、すんごい微妙な顔してた。自分はきっとポーカーには向かない。


私のスターター。


スモークサーモンとアボカドのメキシカンスタイルサラダ(9.5ユーロ)


おいしかったのもそうだけど、これ、それに近いものは自分で作れそうだな。今度作ってみよう。


なんだっけ。これ…自分で頼んでないから覚えてません(←グルメレポーター完全失格)。


こちらは私が注文した深海魚…竹麦魚(ホウボウ…って読めねえよ)らしいのだが。。鶏肉に近い味だった。


デザート。


結局一人当たり予算40ユーロから50ユーロくらい。充分に満足できるレベルでした。


こんなレポートじゃどうもならんとお怒りの方。
Another View
(「いい加減共和国滞在記」まっきーのレポート)


ちなみに、ひでかすもいたはずだけど、あいつが最後にブログを更新したのはいったいいつだろう…。


このあと、パブを3軒くらいはしごして帰りましたとさ。