【現在進行形】車が盗まれた!(2)

翌朝、ショックで一睡もできないまま朝を迎えた…わけはなく、ぐっすり熟睡して朝を迎える。母親に感謝しなければならない。眠れない夜ってほとんどないのよね。


のそのそと起きてくると、夜中の1時くらいに電話を3回も番号非通知でかけてきた奴がいる。…まさかと思って残されたメッセージを聞いてみると案の定…


メッセージ:「ケーサツでーす。あなたの車が見つかりました。署までご連絡ください。電話番号は…」


はいはいはい。電話じゃどうせ埒が明かん。近所の所轄まで乗りなれないパンダで出かける。ご参考までに、アイルランドで盗まれた車の85%は見つかるらしい。ただし、どういう状態で見つかったかは知らんが。


近所の警察署。中庭には燃やされた車まで保管されている。見たところ、私の車は…ない。


窓口で問い合わせると…


警官:「いや、それはうちの署じゃないね。Rathcoole署だよ。それから車は民間の保管所で保管されているよ。これがRathcoole署の番号で、見つけた警官の名前はXXX、それから、保管所はXXXで電話番号は…」


とていねいにメモをくれた。あら、てっきり、自分の家の最寄り署だと思ったら、違ってたのね。


かくして、とりあえず車の保管所とやらに行ってみた。


どかんと前面をぶつけられ


タイヤはパンクして


カーステレオまできっちり盗まれた我がRav4の変わり果てた姿がそこにありました。ちなみにオドメータによると200キロほど♪盗んだ車で走り出す…模様。もう犯人像ははっきりしてますね。乗り回して乗り捨てるJoy Riderとか呼ばれる連中の仕業。


車の全体を写した写真をよく見てもらえばわかると思うけど、ラジエターから水漏れしてます。よーするにフレームにまで至るぶつけ方をしてくれてるのね。…おそらく修理不能。仮にできたとしても、何らかの問題が起こることはシロートにもわかる。というわけで、まだ未確定ながら、99%の確率で廃車決定。


おそらくいないだろうと思いつつ、Rathcooleの警察署に行ってみる。案の定車を発見した警官はおらずそのままAvocaでパンを買ってとぼとぼ帰ってくる。


週末はそれ以上できることがないのでそれだけ。月曜日に保険会社等に連絡。ここからは保険会社とのやり取りになるのだが、ぶっちゃけ17年前の車。全損扱いになったとしても保険金が入るとはとても思えない。ならば修理してもらうというのも一考だが、まだ細かいことは何も決まらないまま。


アパートの管理会社も「防犯カメラを目下調査中」とのこと。もっとも、犯人が捕まったところで、費用を請求できるとは夢にも思えないのだが。


なんか歯切れの悪い日記ですが、これが現状なのです。今後どうなるかはわかりませんが、大方、保険金はおりない。おりたとしても、さあ、一度ちょっとした夕飯が食べられるくらいの金額が降りれば御の字ではないかと。まったく問題のない程度の良いクルマだったとしてもそんなことは保険屋さんには関係のないことでしょうから。


ちなみに、2週間車が出てこなかったら、なくなった扱いになったとのこと。早くも出てきたことで、2週間待つ手間が省けたことは確かなのだが。


しょぼーんと、続く。