(お知らせ)本日は写真は40枚近く、短い動画2本つきです。重かったらごめんよー。
 
今日のお話は、地図上のB区間の一部のお話です。
 
 
Fujayrah(フジャイラ).この街の名前を聞いて、もしニュースとかをよくご記憶の方は、聞き覚えのある街かもしれない。ここ、自衛隊がインド洋に派遣された時に補給基地として選ばれた港がある。
 
 
 
街の風景。
 
 
見ての通り、ドバイの発展とは程遠い、まだまだ発展が始まったばかりの街。なんだけど
 
 
 
ドバイのDeira City Centreと同じロゴのショッピングセンターがここ、Fujayrah(フジャイラ)にも建設中。ここも、数年後に来たら、まったく違う光景になっているに違いない。
 
 
 
建設のクレーンがあちこちに。これから一気に発展していくということはシロート目にも容易に想像がつく。
 
 
この街に、なにやらフジャイラフォートという要塞があるのでそこに行くとのこと。
 
 
 
 
何の要塞かガイドに聞いたが、なんだかよくわからなかった。あまり古くないことは確かだったのだが。
 
 
 
 
ここで撮った短い動画。
 
 
そして、Fujayrah(フジャイラ)の港へ。
 
 
撮影禁止。(もちろん立入禁止)
 
 
 
というわけで、港の入り口だけで。
 
 
こんなアラブの片田舎にも進出してるんですね…
 
 
 
マックとKFC。
 
 
 
 
 
(Wikiより転載)
 
 
市街の北部にはフジャイラ港があり、港外の船舶と港を結ぶ交通船と数基のガントリークレーンによるコンテナヤードを有する。港外ではホルムズ海峡を通りアラビア湾に入るための多くの石油タンカーが錨泊し、補給を行っている。港への関係者以外の立ち入りは厳重に禁止されている。2001年に日本の自衛隊インド洋派遣部隊の補給基地として選ばれた。アブダビで生産した原油をフジャイラまで運ぶパイプラインが建設され、製油所も計画され、ホルムズ海峡を迂回する原油の一大輸出基地へ変貌しつつある。
 
 
…このあたり、10年後に来たら、おそらくまったく別の風景になっているんだろうなあ。今、ホルムズ海峡が不安定な様相になっていることもここの発展に一役買うに違いない。
 
 
 
 
延々続く石油関連施設。もしかすると、あなたが乗っている車のガソリンはここから来たのかもしれない。このあたりから地図上B区間です。この辺は油くさかった。
 
 
 
 
 
 
そんなわけで、車はさらに進む。
 
 
 
こんなところにも高速道路建設中。明らかに開発の手は入りつつある。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ガイドの説明がよくわからなかったので、よくわからずじまいのAl Bidyaのモスク。
 
 
 
 
 
 
 
午後2時になろうかというころ、運転手が突然
 
 
運転手:「そろそろお昼ご飯。いいビーチにレストランある。一人AED120(2500円)」
 
 
と、そんなことを言う。昼ごはんはこのツアー料金に含まれていない。まあ、運転手をお昼に招待しようくらいに思っていたのだが、このとんでもない値段を聞いて予定変更。わざわざそんな高いところに連れて行ってくれなくてもいいのだが、おそらくそんなところじゃないとほかの客から苦情が過去に来たんだろうなあと勝手に推察。
 
 
ここで、運転手が怪しい行動に出るのだ。
 
 
運転手:「ボク会計するから、AED120ボクに渡せください」
 
 
怪しいでしょ。
 
 
とりあえず、AED120を渡して、私は一言
 
 
私:「ちゃんとレシートもらってね」
 
 
私の発言は無視される。
 
 
で、会計してるところで後ろにいると
 
 
運転手:「先にビュッフェに行て」
 
 
と私にビュッフェに行くように促す。
 
 
ビュッフェ。たいしたもんじゃない。とりあえず運転手はどこ行った?さっき自分のさらにご飯をよそっていたのは見たのだが。
 
 
運転手を建物の中、建物の外のテラスくまなく探すが見当たらない。2周した挙句に諦めて私は自分ひとりだけでテラスに座る。
 
 
ここ、どうもSandy Beachというホテルなども含めたプライベートビーチらしい。客のほとんどは水着姿。
 
 
ウェイターが来たのでビールを頼む。やったー、あるって。
 
 
 
ビュッフェ。大したもんじゃないでしょ。これで2500円って何?
 
 
 
そう考え始めると、徐々に頭の中に疑惑が生まれてくる。いくらガイジン相手のプライベートビーチとはいえこの値段はぼりすぎじゃないの?
 
 
 
そう思うと、このランチ、AED60(1200円)なら納得いくぞ。あー、あのくされ運転手、自分の分まで私に払わせたんじゃないのか?大しておいしくもない(というか全然おいしくない)ランチをつつきながら、疑惑は私の脳内で勝手に大きく膨らんでいく。
 
 
 
ウェイターが来たとき、ついに私は我慢しきれずに聞いてみた。
 
 
 
私:「あのー、つかぬことをお伺いしますが、このランチ、いったい、おいくらですか?」
ウェイター:「AED90に税金がAED18でAED108です」
 
 
 
…あれ、AED60じゃなかったんだ。それでも、せこい金額とはいえやっぱりピンハネしてやがったな。このくされ運転手め(この時点でくされ運転手に格下げ)。
 
 
 
これは黙っておれない。私はくされ運転手をいじめることにする。だいたいさ、行方不明の運転手って何なの?私は、運転手のケータイ電話を鳴らす。この番号だって、朝、ホテルに迎えに来たときに電話をかけてきたからわかった番号で、そうでもなかったら、いったい私はどーやってこのくされ運転手に連絡することができたんだ?
 
 
 
私:「あ、運転手さん、いまどこ?」
運転手:「食事おわた?なら車に戻て」
私:「いや、用事があるからテラスに戻ってきて」
運転手:「車いるよ」
私:(ゆっくりと)「テラスに戻ってきて」
短いパノラマ動画。いい場所でしたよ。
 
 
…数分後、くされ運転手がやってきた。
 
 
私:「この食事のレシートちょうだい」
運転手:「え?」
私:「さっき、食事代払ったでしょ。そのレシート、ちょうだい」
運転手:「あ、い、いえ、会社が払ましたから」
 
 
心の中で噴いた。動揺してるのか、言ってることがいつもに増して、意味不明。こりゃ面白いや。
 
 
私:「あのね、私、ビールを追加で頼んだの。で、それを払わないといけないの。でもね、直時そのものはもう払ったわけでしょ。それを証明する必要があるの。だから、はい、レシート、出して」
 
 
いやー、我ながらいいこと言ったわ。理にかなってる。
 
(ビール代のレシート。すぐに出てきた)
 
 
すると、くされ運転手、推定パキスタン人のウェイター捕まえてあーだこーだ話している。その間に私は別のウェイターにビール代AED28(600円)を払う。すぐに機械から出したレシートをもらう。
 
 
待つこと10分近く、くされ運転手が戻ってきた。レシートとともに。
 
 
 
手書きのレシート!しかもしっかりAED120って書いてある!
 
 
これには私も感動した。よくやった。よくこんなもん持って来た。わかった。今のところは騙されていてやるよ。
 
 
Sandy Beach、ランチはしょぼかったけど、いいところでしたよ。ここ。
 
 
(続く)








































何だか凄いことになってきましたね(苦笑)
つか、ウェイターも改ざんしてんなよ(苦笑)
と思いました。だって、これが出来たら、何でもアリですよね?(-_-;)
真面目に考えたら、偽造ですよ?(苦笑)
今後に期待←ぇ
いあ、これ、ある意味とんでもなく莫迦ですよ。だって、偽造の動かぬ証拠を残しちゃったんだもんw まじめに考えなくたって偽造です。天誅を下すことにしました。…さて、天誅が下ったかどうかは…乞うご期待。