【ドバイ出張記5】ようやく到着(引っ張りすぎやろ)

18日午後11時5分。定刻より早くLH982便はダブリン着。お抱えの運転手と助手(別名、ひでかすとまっきー)が迎えに来てくれたので、そのまま帰宅。と言っても家に帰り着いたころには日付は変わっていた。


いつもの席の私の足。間違ってもスッチーさんの足を撮ろうとしたのではありません。


ダブリン空港のSt Patrick’s Dayの飾りつけも、あっしにはカンケーのないことでござんす。


それからが長かった。まったく行く支度ができてなかったもんだから、スーツケースに物を詰め始める。終わったのはすでに2時半近く。


4時に目覚ましが鳴る(睡眠時間90分)。なんとか起きてシャワーを浴びる。着替えているとタクシーの運転手さんから電話がかかる。聞けばもうアパートの前で待機中とか。そのまま最低限の忘れ物確認(パスポートとケータイとお財布を持ったかを確認)して外へ。


午前5時前に空港着。…6時間前にここにいたことはなんかの間違いに違いない。


数時間前に同じ席に座っていた気がするが、これも気のせいに違いない。


かくしてわけのわからん錯覚に悩まされつつフランクフルトに戻る(←戻るって…)。


おとなしくエミレーツの直行便かトルコ航空使ってればよかったのに、フランクフルトでの接続は最悪。なんと6時間待ち。ヒマなので、ラウンジのロッカーに荷物を預けて街まで遊びに行く。


街でちょっとした事件発生。…事件は大げさか。


ホテルにはプールがあるらしいのでサンダルを買うことに。12.99ユーロの手ごろなサンダルを見つける。あれ、これだけ9.99ユーロだ。レジに持っていくと…


レジ係:「12.99ユーロです」
私:「え?9.99ユーロじゃないの?」
レジ係:「12.99ユーロです」


ある意味感動すら覚えた。これ、日本だったら、いや、アイルランドでも値札を貼り間違ってるんだからこの時点で店側の負け。賭けてもいいけど9.99ユーロで売ってくれる。そういえば、日本の某店に勤めていたとき「POP(表示)はお客様との約束ごと」と習ったなあ。どう考えてもおかしいのだが、この店員さん自信を持って12.99ユーロとおっしゃるのでその価格で購入。なんか損した気分。


ちなみにこの話をドイツ人にしたら、まあ、普通じゃないかといわれた。えええ、ドイツ人、それで納得するの?


そんなこんなでフランクフルト空港に戻る。今回はいつもと違って長距離路線に乗るので、ターミナルのCという使い慣れないエリアへ。ここのラウンジ、なんとゲートに直結しているのだ。これは便利。


係の人に「成田行きをご利用ですか?」と聞かれたから、「いえ、ドバイです」と答えたら、「えええ?」と言われた。なんでだろう。


フランクフルトからドバイへのフライトはA346。搭乗率5-60%。なのに、非常口座席というのも手伝ってかお隣に人がいる。しかも、この人何様なのかわからないが、すっちーさんがわざわざ「XX様ですね。ご搭乗ありがとうございます」とあいさつに来た。そこまでするならアップグレードしてやればいいのにと思ったが。


機内では、機内食を食べた以外は完全に熟睡。何せ、前日90分しか寝てないもんで。機内食は可もなく不可もなく。ひとつ驚いたのは、ウォッカとコーラを頼んだのだが、ミニチュアボトルではなく、大きな瓶から出されたこと。こんなところでもコスト削減なのかなと(とは言っても、何杯飲んでも無料でしたが)。ちなみに機内食は1回のみ。まあ6時間のフライトなんでそんなもんだろうと思ったが。


着陸の衝撃で目覚めると…そこはドバイだった。いや、初めてだから、絶対にドバイかといわれれば自信がなかったけど、ドバイじゃなかったら、それはそれで大問題なわけで。


眠いので続きは続く。