ドイツで飲む煎茶 / 対抗ばんごはんIV

ドイツの某所に行きつけのお茶屋さんがあるんですよ。基本、紅茶の類を売ってる店なんだけど、ついでにカフェもやっちゃえ的に、店の奥にテーブル十脚ほどのこじんまりとしたカフェが隠れています。


そこのお茶のリストの中に、こんなもんがあった。


Sencha


…これって「煎茶」ですよね。たぶん。頼んでみよう。


ドイツで飲む煎茶。さあ、どんなもんなんでしょうね。個人的にはめっちゃ濃いのが好きなんですけど。


数分後、煎茶はやってきた。


…煎茶…ねえ。すごくオサレなポットとカップ。うん、これは、カップだ。これを湯のみと主張できる人は、日本の最北端は沖縄だと主張できる人だわ。


さっきの写真を注意深くご覧になられた方はお気づきかもしれないけど、何気なく砂時計がトレイに乗っている。よーするに、この時間が経ったら、ポットからお茶の葉を出してくださいね…ということ。濃いのが好きだからちょっと長めにティーバックを放置して、そのあと淹れてみましたよ。


お題:ドイツで飲む煎茶。


これを日本茶という人はいませんよね。


飲んでみた。


…どこが煎茶。おそらく、柑橘系のなんかが混ざっている。いや、ウソは書くべきじゃないから正直に書くけど、美味しかった。だけど、煎茶とは明らかに似ても似つかぬもの。


おまけ。ここのトイレ。


多いのよ。このテのトイレ。ドイツに。何が問題かわかります?女性にはちょっとわかりづらいのかもしれませんけど、この便器に二人並んで用をたすことは不可能ですよ。いや、まったく不可能とは言わない。だけど、肩と肩を触れ合わせて用をたすなんて嫌だ。それはまだいい。だけど、奥の個室から誰が出てきたら、用を足している人に激突するというオチ。万が一にも肩と肩を触れ合わせて用を足していたら、ドミノ式にぶっ倒れる可能性がある。なんで、こんな設計をしているのか私にはさっぱりわからないけど、ドイツにはこんなトイレが多い気がする。


…ってか、食べ物の話の直後にトイレの話をするなっ。



♫てってけてけてけてってってー 
♫てってけてけてけてってってー 
♫てってけてけてけてってってー 
♫てけてけてってってってっ 


みなさーん、こんばんわー。おなじみ、「対抗ばんごはん」の時間です。お馴染みじゃねーよ、という方、この企画、Mixiの私のページでシリーズ化されていた企画なんです。…と言っても「そして3日坊主すか(゜-゜) 」と突っ込まれた三日坊主企画。口惜しいので、場所をこちらに移して今日から日記のネタに詰まったときはこれでお茶をにごすことにします。いやー、お茶の話だけにお茶を濁す…うまいね、俺(って、トイレのネタだったじゃねえか)。


あと、なんで「対抗」なのかと訝しがる向きもあると思いますが、Mixiでね、新婚でね、毎晩ばんごはんをアップしている友人がいるのよ。なんか妬けるからこの企画はじめたのね。というわけで、場所を本家日記に変更しておそらくこちらも三日坊主企画、「対抗ばんごはん」始めます。


今日の夕飯は、これ。


スパニッシュオムレツ。


これを作った理由は簡単。安売りで買ってきたお徳用卵二十個の消費期限が迫ってきてたのよ。そんなときに卵を大量消費できるのは、スパニッシュオムレツなのよねん。


作り方は至って簡単です。以下、スペイン人の友人直伝の作り方。


まず、じゃがいもを二センチ四方くらいに切るのね。それとテキトーにみじん切りした玉ねぎを、軽く塩コショウしてじゃがいもが透明になるまでフライパンで炒めます。この時、油をケチっちゃいけないらしい。で、テキトーな数の卵をボウルに入れて、さっきのじゃがいもと玉ねぎを入れる。んで、できれば十五分くらい寝かせる(といいとスペイン人が言っていた)。


で、あとはフライパンで焼くだけ。たったこれだけ。だけど、おいしいんですよー。卵が余ってお困りの時はぜひお試しを。あ、スペイン人に言わせりゃ邪道らしいけど、ベーコンとかチーズ入れてもいいと思う。