I ♥ shopping

3日ぶりにこんばんは。


まず、会社が引っ越しました…というのは正確な表現じゃなくて、会社が手狭になったので、隣の建物に一部の部署が引っ越したんです。ITも移動でした。


もう最悪ですよ。ホントにきれいな事務所なんですけど、机が狭いのよ。今までL字型の机だったのに、ついにI型で、さらにひとまわり小さいものに変更。24インチの画面を2つ置くとほとんど場所が残りません(ってか24インチの画面を2つ置くことがすでにおかしい気もする)。


私の仕事は、この机の移動がつつがなく行われて、業務進行に障害が出ないようにすること。当然といえば当然ですが、通常の業務時間内に引越しをするわけにはいきません。週末にすることになり、金曜日の夜と土曜日に行う予定だったのですが、同僚ほかが土曜日なんかに出社したくないと言い出して、金曜日の夜に無理やり終わらせましたよ。終わったの午前1時でしたけど。午前8時前に出勤してたので、ええっと…何時間仕事したんだ?


そんで土曜日。同居人ひでかすが何を血迷ったか服が欲しいとかなり珍しいことを言い出し、買い物にこっちも何を血迷ったかつきあったんですよ。向かったのはBlanchardstown Shopping Centre


まず、TK Maxxへ。ここ、よーするに、売れ残ったブランド品とかを安売りする店ね(それ以外の安物もある)。例えば服は全部ハンガーにかけて販売(店員がたたむ手間を省く)。靴も左右両方展示(店員が倉庫から在庫を持ってくる手間を省く)。服なんかもごちゃごちゃ展示されてて、わかりづらい。まあ、どっかのドン・キホーテが好きとかいう人には探す楽しみがあっていいかもしれないけど。

(開店したばっかりだというのにこのありさま)


そんな中で、おおっていうジャケット見つけたんですよ(って自分の買い物に行ったわけじゃないのに)


かっこいいでしょ(私に似合うかどうかは知らんが)。おおっ、これが100ユーロとかなら衝動買いしちゃうかも…と、値札チェック。


230ユーロ。


秒決却下。


まあ、10日ほど前の秋休みでドイツのs.Oliverで服買ったんですよね。s.Oliver好きなんですよ。まあ、安いメーカーですけど少なくとも日本には進出してないから日本で着てたら珍しいかもね。ここでね、革命的な買い物したんです。


ジーンズを買いました。


それがどーしたという人、まあ聞いておくんなせえ。ジーンズ買うの15年ぶりとかなんですよ。大昔、私、ダブリンで語学留学なんてことしてたことありましてね、その時に、ほら、基本遊び歩いてるから夜な夜なパブとかに行くじゃないですか。あそこの入り口のセキュリティにいろいろ難癖つけられるのよ。


今になるとよくわかる。ガイジンのガキどもなど、うるさいわ、酒飲まないわ(つまり儲からない)あまり歓迎される客じゃない。なので、やれ、ドレスコードでスポーツシューズは駄目だ、ジーンズはダメだと文句をつける訳。果ては、白い靴下はダメとかまで。そんな文句を言われるのが嫌で、いつの間にかジーンズを履かなくなってたのね。というわけで、ジーンズ、15年ぶりに復活の巻。


話が脱線したけど、まあ、230ユーロのジャケットを衝動買いできるほど恵まれた人じゃないので(それでなくても今月もクレジットカードの請求書が軽く4桁越してるのに…って余計なこと書いたわ)、このジャケットは諦めました。


それから他のジャケットを物色していると…


なにこれ?


はい、ズームイン。


でたー。Superdry。あ、Superdryと言ってもどっかの人を莫迦にしたようなビールじゃありません(←「人を莫迦にしたようなビール」って私が言ったんじゃありません。クラシックラガーかプレミアムモルツが好きという私の母談です)。なんかね、おとなり英国のブランドなんですけど、なぜかSuperdry極度乾燥(しなさい)…って日本語で書いてあるのよねん。しかも、なんで(命令形)なのかよくわかんなかったんだけど、上のジャケット見て合点がいった。何も考えてないんだわ。その証拠に…


意味分かんないし。


これにいたっては、もはや日本語じゃないし。


次に向かったは、The difference is we’re Irishというキャッチフレーズでお馴染みのDunnes Stores。アイルランド人じゃない私にとって、この店がアイルランド資本だろうとスワジランド資本だろうと知ったことじゃないんですけど。まあ、日本で言えば主婦の店ダイエー(古っ)みたいな感じかな。


安いんですよー。ここ。


紳士ベルト6ユーロ。


別に特売じゃなくてこの価格。そこで見つけたなんちゃって日本語商品。


ツアーに関するエルモ


なるほどなあ。街でよく見かけるなんちゃって日本語の商品、Dunnes Storesですら手に入るんだ。


そして、お次はPenneys。イギリスほかではPrimarkという名前で展開しているのに、なぜかアイルランドではPenneys。ここは食料品も展開しているDunnes Storesと違い、衣料品専門。もう「安かろう悪かろう」を地で行く店でして、実際一時期途上国でのこの会社の工場で安い賃金で子供が使われてたとかで問題になったこともあったし。基本さあ、日本のしまむらもびっくりの安さだし。


ひでかすが下着がわりのTシャツを買うとやらでここのレジに並ぶ。レジでとんでもない商品を発見。


I ♥ Penneys


おーーーーーーーーーーーい。


もしさあ、しまむらがI ♥ しまむらって袋作ったら、あなた、買いますか?いや、レジで無料でもらったビニール袋のデザインだったらあまり文句は言えないだろう。だけど、この袋、なんと2ユーロもしやがるのよ。この開き直りとも言える袋を買うバカタレがホントにいるのか?


はい、ご賢察のとおり、ここにいます。ネタに買いました(アホや)。


ひでかすにレジで買うように頼む。


レジ係:「こちらの(恥ずかしい)袋にお入れしますか?」
ひでかす:「いえ、普通の(無料の)紙袋に入れてください」(即答)。


…恥ずかしかったのね。ごめんよ。ひでかす。


それにしてもとんでもない袋です。ちょっとシワが入ったりしたら、とんでもないことになりかねません