metronom


ドイツのこの電車、好きなんですよ。


いや、何が好きかって、これ見てくださいよ。


いいえ。別に二階建て車両を珍しがったりありがたがったりしているわけではありません。


日本で二階建て車両となると、グリーン車に設定されていたりとか、「特別な列車」扱いですけど、他は知りませんが、ヨーロッパ大陸の各国ではただ単に「詰め込み型の列車」です。二階建てにすることで、二倍は無理までも1.5倍とかに収容人員が増えるという利点があることは、シロート目にもわかります。ただ、ドアの数が少ないようなので、乗降などに時間がかかりそうですが。


じゃあ、何がいいなあと思ってるかというと、この名前のセンスです。


metronom


英語にするとmetronome、メトロノームですね。音楽の授業で使ったリズムはかるやつ。あれにあやかって、この列車、「毎時同じ時刻に同じ列車が来る」ことを売りにしてます。1時間に1本、決まった時刻に電車が出るわけです。さらについでにMetroにもひっかけてるわけ。以上、勝手な推理ですが外れてはいないと思う。この名前のセンスがいいなと思うわけです。


さらにすごいことはね、この電車、最後尾の車両の1階部分が大胆にもすべて自転車置き場になっているんですよ。私の知る限り、ここまで自転車乗りに優しい電車ってほかにはない気がします。もっと言えば、ドイツって地下鉄にも自転車を載せることができたりとか、自転車にはありがたい国だと思います。


(こんな手抜き更新でさーせん…が、ネタはけっこう拾ってきておりますので少々お待ちを)