Google日本語入力を試してみる

MS(マイクロソフト)のIME10(よーするにWindowsに最初からついていた日本語入力機能)をずっと疑うこともなく使ってましたが、バグなのかなんなのか知りませんけど、アタマが悪いんですよ。例えばね、「甘い」が漢字変換できないの。甘いと入力したかったら、甘味とか別の言葉から引いてこないといけない。


なんでこの話を始めたかというと、前回の日記に「とにかく、1週間くらい床に積んであったけど誰も持って行こうとしないのでちょっと持って帰ってみたのよ。」ってくだりがあったと思うけど、その「積んであった」が出ない。これでMSのIME10に見切りをつけて、なんか違うものを探そうとしたのね(これ、なんなんでしょうね。まともじゃない気が。)


そしたら、あるのよ。Google日本語入力なるものが。ちなみにIMEという言葉での検索で一番最初に出てきたのはBaiduだったけど、こちらは私にとっては「得体のしれないもの(未知のもの)」というイメージがあまりに強いので、Googleというブランド力でこっちを試してみようかと。


使い方などはこの辺でも参考にしていただくとして、とりあえず、入力してみたんです。


Word、いきなり落ちたし。


どうも調べれば調べるほど、WordとこのGoogle日本語入力との相性が悪いらしい。それでも使っていると、困ったことに数分に一度の割合で落ちる落ちる。今、実験も兼ねてこの日記をGoogle日本語入力で書いてるんだけど、すでに3回Wordが強制終了されました(上の状態)。これじゃあ、実用には耐えないぞ。(ただし、この問題、調べたところ、Office2003という古いアプリケーションとの相性の悪さらしい。未だに新しいリボン方式のOffice2007以降のを使うことを拒否して、Windows7でOffice2003を使っている私にも問題はあるかも)。


ただし、予測変換機能はすごい。例えば、「よそくへ」…まで入力したら、「予測変換機能」という言葉が出てくるし、すごい所では「つぼい」で「つボイノリオ」が正しく予測されている(ってか、こいつはなんでそんな人名を入力したんだろうとか言わないように)。


カタカナでノーティスと入れればnoticeと英語で出たりとか、「はのー」まででハノーファーとかハノーヴァーとか出てきたりとか、かなりありえないレベルの予測変換機能がついていて、入力がかなり早くなった気がする。…って、まあ、日本のケータイ電話を使い慣れている人には当たり前の機能なのかも知れませんが、私には革命的ですよ。これ。


MSのIMEでもお馴染みの同音異義語(この単語も「どうお」まで出ます)の比較表もこの通り。


あとはねえ、「きょう」と入れたら


便利でしょ。


ちなみに、また落ちました(どうもアプリケーションを切り替えると落ちる気がしてきた)。Openofficeとの相性も調べてみたいと思います。実際、これじゃあ使いものにならないけど、Wordが悪いのかGoogle日本語入力が悪いのかどっちなんでしょうね。