Hannover動物園で女性のうなじを語る

あまりのいい天気に誘われて、やってきたのはHannoverの動物園。この動物園、ほかは知らんけど、ここ数年ずっと内部の改善に取り組んでいて、最近もYukon Bayなる新しいエリアができた。このエリア、アラスカにあるとされる架空の港を作ったもので、そこに停泊中の船から水の中を覗けたりなど、実に趣向が凝らされている。どっちかというと、動物園というより、テーマパークを思い浮かべたほうがわかりやすいかも。動物を見ずとも楽しいという趣向が凝らされています。
 

 


どー見ても、テーマパークのようですが、白熊さんの前です。奥の緑色の部分が白熊さんのおうちです。
 

 


こちらはお隣のインドのエリア。おそらくインド人が見たら「こんなのインドじゃねえ」と怒り出すのかもしれませんが、インドに行ったことのない私には充分インドっぽいです。
 


まあ、私がHannover動物園の提灯持ちになってべたほめの記事を書くはずがないことはこの日記の読者さんならご想像に難くないと思います。私はこの空港で、田代まさし直伝の盗撮に成功しました。
 


…ええと、冗談の通じない人のために書かせていただくと、私、田代まさしさんに会ったことはありません。なので、盗撮の方法を習ってもいなければ、何か劣情を満足させるような写真を撮ったわけでもありません。私が撮った写真は、これだー。
 

 


女性のうなじ。
 


女性のうなじって気になりますよね。個人的には重要なチェックポイントのひとつです。私が一番気になる女性の体の部位は(自重)です。明らかに(自重)星人。…ってそれじゃあ言ってることは田代まさしと変わらない。ましてやこの日記のネタにできるはずもない。私が注目した部分は、うなじ。なにかTatooが彫ってあります。
 


個人的にはなーにがTatooだと思います。刺青です。入れ墨です。親からいただいた大事な体にこんなもんで落書きするとは何事だと、どこの頑固ジジイだとバカにされようとかまわない。こんなもんはするもんじゃないと主張してやまないわけです。
 


この世で一番間違っているTatooは疑う余地なく元彼(女)の名前だと思います。想像してみてくださいよ。憧れていた彼(女)といよいよ結ばれるって時に誰か知らない名前のTatooを体の普段人目に触れない場所で目にするってきっとこの上なく興ざめですよ。そりゃ自分は彼(女)の過去も含めて全部愛してる!って言える人もいると思う。それでも興ざめだと思うなあ。かくいう私も、彼女が元彼の名前を彫ってたら、理屈じゃなくてきっとうんざりすると思う。
 


そして、私の独断と偏見で二番目に間違っているTatooは漢字だと思います。本人はクールだと思い込んでいるのかもしれませんが、傍から見るとひたすらに大笑いです。ここに例を挙げます。
 

 


格…なに?
 


力ずくで解読しようとすれば格薩になるんだろうか。だけど、中国語では知らんが少なくとも日本語では意味を成しません。格で始まる熟語として真っ先に思いつくのは(少なくとも私には)格差。だけどこの人が日本の格差社会に警鐘を鳴らそうとしてはるかhannoverの地でうなじにTatooを彫ったとは冗談にも思えないし、じゃあ、この字が薩の字だとすれば、日本語としては意味を成さないし、しかも、薩の字だとしたら彫り師が途中で投げ出したとしか思えない出来。
 


今日の教訓:漢字のTatooはやめといたほうが無難です。