ドイツでの運命の出会い

ドイツで買い物に行ってきました。いつも駐車場に使うデパートのおもちゃ売り場で私は運命の出会いをしたんですよ。もうビビビときた(激死語)。
 

 


わん。 
 


このかわいい巨大なぬいぐるみを5歳くらいの可愛いコドモが棚に置かれたこのぬいをひしっと抱いてるのよ。そして、このぬいぐるみを見ると、私に「連れて帰って」って頼んでいる。
 

 


見よ。このかわいい顔。こりゃビビビと来るぜよ。
 


私なりに悩んだ。いくら精神年齢は7歳とはいえ、実年齢で30歳を超えた大の大人がデパートのおもちゃ売り場で巨大なぬいぐるみを買うのはいかがなものかと。というわけで、ほかの店を一回りして、ジャケット2枚を買ったりしてぬいのことを忘れようとしたが、結局ふらふらとおもちゃ売り場に戻って買ってしまった。このぬいを。いや、こんな恥ずかしい話、誰にもできんな(でもホムペのネタにはしてるけど)。
 


さらにアホな私は、このぬいをヒコーキで預け入れの荷物にせず手荷物として機内に持ち込んでしまった。さすがにデパートのビニール袋には入れてたけどね。一番最初の写真をよく見るとわかるけど、このぬい、結構巨大なのよ。ソファー2席分使ってるもん。そんな巨大なぬいをいい年こいた大人が持っているものだから、スッチーさんには笑われるし、フランクフルトの空港の保安検査では、ぬいは別室での再検査となる。
 

 


係:「その袋の中身はなんですか」
私:「(中を開けて)ばうっ」

 


…これが30代の大の大人のやることだろうか。
 


係:「(笑いながら)あ、プレゼントですね」
 


…そーゆーことにしとこう。自分のものとは口が裂けても言えん。もう、係もウケてしまっていて完全に職務放棄。
 


係:「彼(ぬい)の名前は?」
私:「いいことを聞きますね。まだ決めてません」
係:「彼のパスポートを拝見できますか?」

 


…ってお前の仕事は荷物の検査だろうが。出入国審査はお前の仕事じゃねえだろ。と思いつつも、ノリのいい私は…
 


私:「あ゛、忘れてきました。もしかして、彼、一緒にダブリンに行けないんですか?」
 


などと言いつつ無罪放免となる(ってもともと悪いことなどしてないんだけどさ)そういえば、私のノートパソコンも爆発物の検査をするとか言いつつ、ぬいもノートパソコンもそのまま返された。いいのかな、こんなことで。
 


業務連絡>All ただいま、このぬいの名前募集中(マテ)。
 


業務連絡>ひでかす 今後はぬいが使いますので、ひでかすはソファー使用禁止です。