検証:くされRyanairは本当に安いのか

前日の日記の追記事項です。


くされRyanairってのは確かに安いという印象付けがうまいです。が、本当に安いのかどうかについて。


たとえば、6月15日ダブリン発ベルリン行き。


くされRyanair。

くされRyanair


72.93ユーロ。ただし、クレジットカード使用手数料が4ユーロ、悲しいかなEUのパスポートを持っていない人は空港でのチェックインでの手数料5ユーロ(これって合法なのか?)が別途かかります。かくして、81.93ユーロ(13,000円)。朝の6時発というメチャクチャな出発時間が辛いところ。


そして、ガチンコ勝負を挑むエアリンガス。

エアリンガス

147.24ユーロ。クレジットカード使用手数料が別途6ユーロかかるので153.24ユーロ(25,000円)。あれま、くされRyanairのほとんど倍だわ。


ほんじゃ、仕方ない、朝3時に起きて空港に行くか…と考える前にちょっと待ってほしい。実は、ここにとんでもないダークホースがいたりするんですよ。


ルフトハンザ。

星組ルフトハンザ


58.6ユーロ(9,500円)。


へっ?


ちょっと、そこの奥さん。耳の穴かっぽじってよーく聞いてほしい。エアリンガスと出発時間はほぼ一緒で運賃は半額以下!しかも、クレジットカード手数料も、預託荷物預け入れの手数料も取られない。ヒコーキの中では無料で食べ物と飲み物が配られる。それなのに、運賃は半額以下。くされRyanairよりもさらに安い!ダメ押しとしては、ベルリンはベルリンでもくされRyanairとエアリンガスは郊外のSchonefeldに着くのに対し、ルフトハンザは中心部にほど近いTegelに着く


どうかどうか、このページの読者さまにおかれましてはくされRyanairが安いという印象に騙されずに賢い消費者になっていただければと思います。…ってか、ルフトハンザさん、安すぎ。


あくまでちなみに。この日記の調査のためにくされRyanairのサイトを訪れて、航空券を衝動買いしてしまったということはここだけの秘密です。