【準更新強化月間】プラシーボ効果は実在した

(作者謹告:かなりグダグダな日記です。すまん)


眼がー眼がー


…って別に、ムスカ大佐のモノマネをしてるわけじゃないんです。そーゆー季節なんです。花粉症。


ええっと、私、日本でも2-4月の間花粉症でぐしゅぐしゅ汚い状態になります。それがね(少なくとも私の場合)、こっちでは日本とは違う時期になるの。アイルランドでは7月。ドイツでは5-6月。


幸いにもアイルランドでは長くても2週間で症状はおさまる。だけど、どうもドイツではそれよりは長くなりそうで、すでに2週間ほど目と鼻をぐしゅぐしゅやってるわけね。


花粉症にかかり始めの日。まだ、目にはきてなかった。だけど鼻に来たのでこれはやばいと思って薬を探すことに。まだ開けてもいない引っ越しの荷物の箱のどっかにあったはずだ。がさごそ。あ、あったあった。早速水で飲む。けっこう強い薬なのか、30分も経たないうちに鼻が通った。そしたらCさんがやってきて…


Cさん:「何この薬?頭でも痛いの?」


へっ?


Cさん:「これ、痛み止めだよ?」


酷いねえ、箱すらまともに読まずに薬を飲み、しかも効いた気になっていると。うん、偽薬効果ってある。間違いなく…ある。


そののち、正しい薬を買ってもらって一件落着…とはならなかった。毎年飲んでいる薬なんだけどすっかり忘れていた。眠く…なるのよ…。


そもそも花粉が飛んでいるようないい天気で、窓際に置かれた私の机(仮住まいのはずなのにもう半年もこの状態…)、そりゃもうひだまりのような感じで、花粉さえ飛んでなければもう申し分のない状況なのね。そこに、薬の効果で眠く…な…り…。


こちらも薬の副作用かそれとも体がなんとか花粉と戦おうとしているのか、ものすごーく喉が渇くの。たぶん2-3リットルの水を毎日飲んでる。さらに…ここ数日、鬼のように暑いのよ。連日30度かそれ近くまで気温が上がっている。


花粉症って思えば日本では春の風物詩だけど、どうもこちらでは夏の風物詩の模様。少なくとも私の知る限りでは。


御存知の通り、東京の夏は私が知っている(20年とか前のそれ)とは違う。私がコドモの頃はさ、家にクーラーなんてなかったよ。どうしても涼みたかったら近所の図書館にでも行くしかなかった。でもさ、それでもなんとかなってたのよねん。だけどここ数年は東京でクーラーのない夏なんてもう考えられないでしょ。


…何の話だっけ。そうそう、で、まあ、アイルランドもドイツも余程の裕福家庭はどうか知らんけど一般家庭にはクーラーなんてない。当然この家にも、ない。クーラー無しで耐えるドイツの夏と、クーラーの効いた部屋で快適に過ごす東京の夏、どっちがいいかは一概には決めけねる。まあ、じゃあクーラーなしでどうするかって言うとさ、こうするの。


雨戸を閉めて太陽光を遮断。


なるほど。直射日光に当たらなければ室温はそこまで上がらんわな。そうは言ってもアイルランドに10年以上住んで暑さに対する耐性が全くなくなった私、この暑さは耐え切れない。思わず熱帯雨林.deのサイトで扇風機を買ってしまった。もちろん、なんだっけ、最近日本で流行っている羽のないサキュバス…じゃなくて、なんだっけ、アレじゃなくて、あの昔ながらの3枚羽がついたあれね。あんなもんが20ユーロもする。なんとなく日本のホームセンターなら980円くらいで売ってそうな気がするけど…気のせい?


さっき夕立が降って少しは涼しくなるかとおもいきや…空気がジメジメし始めただけ。暑い。…アイルランドに戻りたい気分ですわ。


暑くてオチもまとめも考えつかいないので、んじゃ。そゆわけで。