【どこよりも詳しいリューゲン島ガイド27】Göhren村とSL(Rügensche Bäderbahn)

ちょっとちょっと、jiji.comのこのページ見てきてくださいよ。


ドイツの名所必見のトップ20


なんと!リューゲン島がこのトップ20の11位に堂々とランク・インしてます。「ヤスムント国立公園」として。ちょっとね、これ、意味不明なんですよ。元の英語サイトではRügen Island & Chalk Cliffs (リューゲン島と白亜の崖)として紹介されているのに、日本語になった瞬間に「ヤスムント国立公園」にされてる。そんなにリューゲン島という名前を使いたくないのかしら?


まあ、どっちにしても、ドイツの名所必見の11位にしては、えらく日本語での情報が少ない…ってか、ほとんどない。もしかすると、今後、日本でもこの島、有名になっていくのかなとか思いつつ、最終日、スタートです。


ホテルからチェックアウトして、車に荷物満載で向かったのはお隣のGöhren村。リューゲン島の南東の果て。


こちら、村の中心。閑散期の土曜の朝10時。人なんているわけがない。


お店は開店している。だけど、どこを見ても店員さんがいない。防犯カメラがあるわけでなし、その気になれば万引きし放題。…自信もって言うけど、この村、平和だわ。いや、この村に限らず、この島、きっと平和。


何やら、郷土博物館があったので入ってみた。


…いや、Cさんちの近所の農家の納屋、こんな感じだった。金払ってまで(2.5ユーロ)入る価値はなかったと思う。


実はね、時間の関係でできなかったことの一つ。ここのRügensche Bäderbahn(注:Wikiへのリンクですが、ドイツ語。英語のページすらない)という保存鉄道に乗ること。SLですね。超狭軌のSLが走ってるのよ。リューゲン島の一部に。まあ、乗れなかったとしても、見に行ってもいいはずだ。というか、ちょうど到着時刻だ。行ってみよう。


駅です。見ての通り。


…と、まあ、ホームに立ってたのね。そしたらさ、


さっきの写真で車2台がホームの反対側に写っていると思うけど、そこにたってたこのお二人がホームに居る私になんか叫んでる。聞けば、撮影の邪魔だからどけとのこと。…アホかい。ホーム上に人がいて何が悪い。というわけで無視。


なんかさー、こーゆーことが起こると一部の鉄道マニアが嫌われる理由がわかる気がする。まあ、私だって、SLを見に来たんだから同じ穴のムジナと言われれば返す言葉もないけど…どっかの撮影ポイントでカメラの前に無神経に立ったとか言うならともかく、少なくともホームにフツーに立っていることに文句を言わないでほしかった。


まあ、そんなこんなでホームへの到着風景を動画にしましたよ。大したもんじゃないけど。




到着後、ちょっと中に入ってみました。

(あれ、ストーブがついてる)


あ、そうそう、駅の近くの海岸には


やっぱり船着場があります。この船着場の近所には


Der Buskamという岩があります…ってか、上の写真じゃ判別不能だよね。まあ、陸からの距離感を感じてくださればよろしいかと。


デジタルズームの限界に挑戦すると…カモメさんのおうちになっているこの岩。実は伝説がありまして、この岩の上で結婚式の日に新郎さんと新婦さんが一緒に踊ると幸せな結婚生活が送れるんだと。ただし、現在ここまでの遊泳は禁止されているそうです。なので、万一このページを見てここまで新婚さんが泳ぎに行って溺れたとしても私は責任取れません。


…全然盛り上がってませんが、次回、最終回です。