何の苦労もなくあっという間に痩せる方法教えます。

はい、タイトルで一部女性の心を鷲づかみにしてしまったSnigelです。こんばんは。いやー、一度でいいから女性の心を鷲づかみにしてみたかった。満足しました。のっけから意味不明ですが話を続けます。


今年の新年の目標を公開したことをご記憶でしょうか。おさらいします。


(1)正月明けより、毎年恒例(でもないか)の無駄なダイエットに入ります。
(2)たとえタダでもRyanairには乗りません(決別宣言)。
(3)コンタクトレンズを入れるときには口を閉じます。


現在までの達成状況。


(1)理想のBMI指数まで手が届く範囲に。後で詳述。
(2)Ryanairには乗ってません。予約してません。しかもBremen線廃止。ますます用がなくなりました。機内でケータイが使えるようにしたり、二つ目の機内持ち込みの荷物に30ユーロ(4000円)徴収するようなふざけた航空会社はこの銀河系から早く消えてなくなってください。
(3)閉じるようにはしてますが…これが一番未達かも。


そう、地道に続けているダイエット。ちょっと飽きてきたので、この1週間くらいちょっと間食をしたり、ドイツでちょっとたくさん食べたりしたら効果てきめん(とは言わないのか)簡単に1キロ増えてしまいました。目標まであと1キロというところで1キロのリバウンドはあまりに痛い。


私はとんでもない仮説を立てて、自身の体で人体実験を敢行。木曜日、退社後に車で街へ。駐車場に車を止めてまずは髪を切りに行く。そして、その足で向かった場所は…


献血


アイルランドでの献血量は470ml。水と血の比重は違うからそう単純じゃないんだろうけど、大雑把に0.5リットルの血を体から抜いてもらえばきっと0.5キロの体重が減るに違いない!


アホですよね。自分でもそう思います。でもこのアホな理論が仮に正しければすごいことですよ。こんな単純に体重が減る。しかも、社会貢献ができるというおまけつき。こんなよこしまな考えで献血をするアホタレは私だけかもしれませんが、私の思いは汚れていても血そのものはきれいです(たぶん)。その血で助かる人がいるならいいじゃないですか。


日本のそれもそうですが、献血のクリニックにいる人は(中には私のような例外もいますが)みないい人です。献血をする人は善意の人ですし、そこに勤める人も、善意の人を相手にしているからきっと労働環境としては悪くないのだと思います。だから親切です。もっとも善意の献血に行って嫌な思いをしたら二度と行くかと思うだろうからそこに勤める人がどうであるかは重要だと思います。


ちなみにこの善意の人は、O’Connell Bridge脇の献血クリニックで一日60名から100名程度だそうな。これを多いとみるか少ないと見るかは意見の分かれるところ。


問診にて。ちなみに時刻は午後7時ごろ。


おねえさん:「夕飯食べましたか?」
私:「いいえ。お昼だけです。しかもお昼はダイエットのためにコーンフレークしか食べてないのでほとんどふらふらです


棒線部分はもちろん言ってません。だけどさすがですね、おねえさんは


おねえさん:「まずは休憩室に行って何か食べてきてください」


はーい。


言われるままにO’Connell Bridgeを見下ろす休憩室に。そこで、ホントはWalkersのReady Solt(塩味)がいいのにと思いつつ、TaytoのCheese and Onion(チーズ玉ねぎ味…って日本語にするとなんなんだ…という感じですが)味のポテトチップスの小袋を食べてしまう。しかもペプシまで。おいおい、これじゃやせないぞ。ただ、これで空腹は回復して元気になったことは事実。


元気になったところで献血。


私の担当になった看護婦さんはご多分にもれず話し上手でいろいろなくだらない世間話をした。それはいいのだが、針を私の腕に刺した先生は希代マレにみるヘタクソだった。針をぶすっと刺したはいいが刺しすぎたのか針をほんの数ミリ戻した。これが痛かったのよ。実は24時間以上経った今も少し痛い。献血後ちょうど帰宅時間の重なったひでかすを拾って車で家に戻ったのだが、運転中左手が使えずに左手をオートマのシフトレバーに乗せ続けて右手だけで運転していたことをひでかすは気づいていない(フツー気づかないか)。


その日は「よく食べて、非アルコールの飲み物をたくさん飲むこと」といわれていたにも拘らず、夕飯を食べずに酒を飲んで寝る。結果、夜中に数度のどが渇いて目が覚めた。水を飲んで寝る。…あれ、せっかく0.5リッター近い血を抜いたのにその分水を飲んだら元のもくあみじゃあないだろうか。


翌朝、毎朝の日課として体重計に乗ってみた。


1キロ体重が減った。


ウソのようなホントの話です。献血をしたおかげでリバウンド分を一気に取り戻しました。


結論:献血は体重の減少に効果てきめんである(臨床実験数1)


こうして、理想のbmi指数22まであと1キロとなった私、もうこうなったら意地でもあと1キロ減らしてみせます。


あのー、冗談が通じない方のためにいちおう真顔で書いておきますけど、献血のあとはちゃんと食べたり飲んだりすべきです。よい子は、いや、まともな子はこーゆー莫迦なことをしてはいけません。