2 月 25 日
地元O分を離れてもう15年が経ちます。地元の中学、高校のときの同級生で未だに帰省するたびに会って仲良くやっているやつは残念ながらひとりしかいません…少なくとも地元在住のやつは。
ただし、その一人とは結構濃い付き合いをしてるのよ。O分に帰るたびにいっつもつるんでアホなことをしてる。考えてみると、こいつだけじゃないかな。高校のときよりもつきあいの濃度が濃くなったやつは。
こいつ、ずいぶん早くにコドモを作ってその子はすでに13歳。中学生。なんか知らんけど私のことを気に入ってくれていて、私も帰省するたびに彼に会うのが楽しみ。友人に万が一のことが会ったら養子にでもしてしまおうかとひそかに狙っている(マテ)。
去年帰省したときにも、彼と彼の親(つまり私の同級生ね)に「夏休みにでもアイルランドに留学においで」と言っておいた。すると、2週間ほど前、つまり2月の始めに…
友人:「息子を夏休みにアイルランドに留学させてもいい?」
と聞いてきた。おお、面白そうだ。いいねえ…と二つ返事で引き受ける。考えてみると、13歳のコドモを一人で留学させようという親もすごいが、他所様のコドモをガイコクで預かるという重大な責務を二つ返事で引き受ける私もすごい。よく言えば、私と友人の間にそれだけの信頼関係がある、悪く言えば、二人とも頭のねじが数本ぶっ飛んでいると思われる。おそらく真相は後者だろう。
気が向かないと何もしないけど、気が向くととことんのめりこむ血液型B型の私。計画を立て始める。ほんの数日ならうちに泊めてもいいけど、やっぱり留学となると最低でも3-4週間になるに違いない。だったらホストファミリーを見つけてあげんとコドモがかわいそうだなあ、あ、学校はひでかすの元職場に頼めば楽だな…などとどんどん勝手に計画を立て始める。
すると友人からメールが来た。
友人:「息子を1週間くらいお宅に泊めてくれるかな」
へっ?1週間?
私の返事。
私:「いや、1週間くらい留学させてどーすんの。実のある留学をさせるなら数ヶ月は必要。夏休みなんだから数週間はとらないと」
自分で言っちゃ実も蓋もないけどこの意見は正しいと思う。1週間くらい語学学校に行ったところでたいした意味があるとは思えない。きっと3ヶ月も行けば英語力は飛躍的に伸びると思う。こと、覚えのいい若いうちにそうすればね。まあ、中学生の夏休みは6週間しかないから3ヶ月は無理だけど、留学の期間はある程度の長さがいることは間違いない事実だと思う。
友人の返事。
友人:「じゃ夏休みの初めから3週間のほどってどうよ」
軽いなあ。そのノリ好きだけど。
私はホストファミリーとして白羽の矢を立てていた友人に話を通してみる。この友人、巷ではホストファミリーをあくまでビジネスとして割り切ってやっている人が多い中で、賭けてもいいけど趣味でホストファミリーをやっている。何せ、毎晩夕飯のときに(もちろん大人の)生徒にワインを提供するほど。私はそんなファミリーをほかに知らない。しかも、これはまあよくある話だけど、礼儀正しく問題を起こさない日本人の生徒が大好き。この人に白羽の矢が立つのはある意味当然の帰結。かくして、彼女に聞いてみると…
友人:「ゴメン、まさにその時にホリデーにいくの」
あっちゃー。
ほかを当たってもいいが、彼女ほどの「当たり」のホストファミリーはダブリン中どこを探してもいない。まあ、とりあえず経過を友人に報告しよう。友人からのメール。
友人:「じゃ、夏はあきらめた。3月にするわ。今のところヒコーキの席はあるみたい」
…ホントに軽いやつだな。それにしても来年の3月とはまあずいぶん気が早いというかなんちゅうか。
で、数分後にふと思い至った。なんかおかしくないか?一般に航空券って1年くらい先までしか買えないはず。どうして一年以上先の来年の3月の空席状況がわかるんだ?そして、自分が思い違いをしていることに気がついた。
え゛?。来月の話をしてるの?
続く。
お、これはおもしろそうですね!
来月ってことは、この記事は現在進行形で進んでいくんですね?
楽しみにしています。
海外旅行とか、最近TVでやっている県民性の違いを取り上げた番組とか、自分が当たり前と思っていることが、ちょっと視点を変えるとびっくりするほど違うことになる、ということを実感するのは楽しいですよね?
13歳のコドモに期待してますよ~。
はい、日ごろはつまらなくてすいません…って自虐および被害妄想入ってますが、実際長寿番組ながらも最近は鳴かず飛ばずになったお昼の番組が新コーナーで起死回生を狙う構図と似て…ないか。
そうなんですよー。私の濁った目で見るアイルランドと彼の澄んだ目で見るアイルランドはたぶん別の場所です。ちょっと新鮮な驚きに私も期待していますが、その前に彼の留学の手配をしなければならない…って話が数回続きます。あまり期待されすぎても困るけど乞うご期待。
お久しぶりです。
13歳で海外かぁ、いい時代になりましたね。私なんて中部から九州の祖母の家に行くのが一番遠い旅行だったのに…。
「当たり」のホストファミリー、私知ってます!まさしく私がお世話になったところですが、そこも夕飯にワインを飲ませてくれたりしました。でも、彼らはホストファミリーを止めて、今は彼らだけの生活を送ってます。ビジネスでやってる方が多い中で珍しいですよね。
来月はSnigelさんがホストファミリー??
はじめまして、娘がアイルランドに留学中の為昨年より楽しく拝見しております。
ホストファミリーやはり減っているのですか、娘も週末だけのホスト(普段は寮です)という制度に登録しているのですが、ずーとリスト待ち状態です、5月末帰国するまでに無理かもと…先輩の留学生かいい思い出がいっぱいできた事を聞いていたらしくとてもへこんでいました。
13歳 きっといい経験になるでしょうね、楽しみにしています。
>Kanaさん
いえいえ、本文中にも書いたとおり、1週間くらいならうちに泊めてもいいと思いましたが、それ以上はプライバシーのもてないコドモがかわいそうだと思いホストファミリーを手配しました。
私がパスポートを手に入れたのは二十歳のころです。13歳は恵まれすぎていると言うかなんというか。ま、人生が変わるような体験になることは間違いないわけで。そう考えると私まで楽しみになってきます。
>Nonさん
はじめまして。
え?ホストファミリーが減っているのですか。逆にホストファミリーが学校から「生徒を受け入れてくれ」というオファーが減っていると嘆いているのを聞きますが。需要が減って供給も減ったということなのでしょうか。あとは先生同様(繁忙期である)「夏の間だけ」というホストファミリーも結構いますので、今は時期が悪いのかなあ…という気がしますが(この話、後で出てきます)。
これからもよろしくお願いします。
[...] 前回の日記の続きです。呆れるほど軽いノリで引き受けた13歳の少年のアイルランド留学。夏休みのはずが実は来月だったというところで話が終わりましたが、その続きです。 [...]
[...] 歳の少年の夏休みの語学留学の手配を安易に引き受けたら夏休みのはずがなぜか来月の3月になり(序章)、航空券の手配に一苦労をした(第1話)…というところまでお話をしました。 [...]