景気回復のために居眠りをしよう

カテゴリ (コンピューター, 日常生活) by Snigel@本館管理人 on 18-06-2009

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会社から、私のあまりのアホさ加減にあきれ果ててか、6日間に渡り、学校送りの刑となりました。送られた先は


♪英会話のGEOS


…ではさすがになく、そのお隣のコンピューターの学校。いや、アイルランドに10年住んで(社会人やって)、英会話学校に送られたら、それはそれで悲しいかもしれない。


まったく蛇足なんですけど、Geosにはインターネット上での授業も受けられるらしく、その英語の授業はアイルランドから発信されているとか聞いたことがある(真偽不明)。これが本当なら、この場所から1万キロも離れた日本に向けて授業が行われていることになる。いやはや、すごい時代になったもんだ。


今回お世話になったGeosのお隣にあるコンピューターの学校。実は2度目だったりします。いちばん最初にコンピューターの基礎の基礎を学んだのがここで、今回は、コンピューターの基礎を学ぼうというわけ。


下世な話で恐縮なんですけど、まあこのコンピューターコースっておっそろしい額の授業料を取るのよ。一日あたり日本円で言えば諭吉さん数枚。そんなとこに6日も通うと、えらい金額になるわけで。当然自腹なんて切れません。会社もち。考えてみると、この不況下にこれだけの金を出してくれる私の勤める会社、感謝しても感謝しつくせるものではないと思います。社長、私はこの会社の一生の下僕ですっ


まあ冗談はともかく、不況の影響というのは当然と言えば当然こんなところにも表れてまして。そもそも私はこのコースに3月に行く予定だったのです。ところが、生徒が集まらないとかの理由で今月まで先延ばしになってしまった次第。


最初の日。行きましたよ。この町の中心部にあるジョージア式の建物。天井は高く歴史も感じられある意味で実にすばらしい建物。反面、バリアフリーっていったいどこの国の話って感じで最上階まで階段でてくてく歩いていかねばならないし、トイレの数なども絶望的に少ない。


まあ、健康にはいいんだけど階段でてくてく最上階へ。開始10分前に教室に入ったが誰もいない。定刻に講師到着。…ってほかに生徒はいないのか?


聞けばもうひとり別の生徒がいるとのこと。つまり二人だけの授業。まあ、コストパフォーマンスに優れていると言えるかも。で、もう一人の生徒は30分近く遅刻して登場。よかったー、さすがに1対1だと気まずいもんなあ。それにしても通常なら二人だけの受講者でこのコースを開講するとは思えず、このあたりにもあからさまな不況の影を感じたりするのだ。


このテのコースに初めて参加したときに信じられなかったことは、なんとお昼ご飯がコースの一部として組み込まれていて、授業料に含まれているのだ。これ、最初は信じられなかった。毎日レストランやパブに行き10ユーロだかのメシが授業料から拠出されるのだ。最初はそんな金があれば授業料を負けてくれればいいのになどと思っていたが、慣れというのは恐ろしいもので、いつの間にかそれが当たり前と思うようになってしまった。


ところが。さらにこんなところにも不況の影が。なんと、「不況のため」(講師談)昼食は自腹になってしまったとのこと。どう考えてもそのほうが自然なんだけどね。


そして授業開始。内容は専門的になりすぎるので省略(ってか書くと私の知識の底の浅さがバレる)。内容自体は興味深いのだが、使っている資料(パワーポイントのプレゼンテーション)が古いのだ。日進月歩のコンピューターの世界、数年前の情報なんてカビが生えてしまっている。なのに、そんな資料を使っているからたまらない。むろん講師は最新の情報を交えて教えてくれるんだけど、どっちにしても資料の古さは隠せない状況。


コースの半ばが過ぎたところで会社に戻りまして、上司に上の内容を報告しました。するとまあ上司が怒り出しまして。そりゃそうだ。高い授業料を払ってんだから、資料は最新のものじゃないとね。


上司:「なんだって?もうそんな学校は二度と使わん。いくら不況だからってメシを出さんとはなにごとだ」


…そっちかいっ。


ある日の朝、私のつかっていた席のコンピューターが立ち上がらなくなった。よくある症状で回復ツールから簡単に修復できるのだがその時間がない。やむなくひとつ後ろの列の席に座る(って小さい教室だから2列しかないんだけどね)。もう一人の生徒が私の目の前に。ちなみにこの方。推定50歳くらいのおじさんで、某官公庁にお勤め。


このおじさん、九時半のの授業開始からずっと両手で頬杖をついていたのだが、10時くらいになるとこの頬杖をついていた腕がだんだんと広がっていき、しまいにゃカクっとなって元に戻る。そして、またその腕がだんだん広がっていきそしてカクっとなって…(上の行に戻って永劫回帰)


おっさん。すぴぴぴとシアワセそうに寝てやがる。


最初の数日、二人しかいないのに気がつかない私もかなりマヌケですが、このおっさん、授業のほとんどそのすべてで寝ていたことに気がついた。あんた、確かに説明の多いこの授業、退屈といえば退屈かもしれないけど高い金払ってなにやってんの?
<


私は私でよくわかってないもんだから、ピントの外れた珍問を連発。が、やっぱりたとえアホでも寝ている人より聞いている人のほうが講師の興味を引くようで、講師はずっと私のほうをむいて話していた。


そういえば私の知り合いのある人が高校生だった頃、文化祭か何かで圓楽師匠と楽太郎師匠が高校に来たらしい。私に言わせりゃなんて羨ましい話だと思うんだけど、そこの冷めた高校生には圓楽師匠と楽太郎師匠の落語にかなり寒い反応を示していたらしい。が、その私の知り合いだけはひとりでけたけた笑ってついには圓楽師匠と楽太郎師匠の注目を独占することに成功したらしい。まあ、それと同じ状況といえるかも。


ともあれ、もう一人の生徒がいつも居眠りをしている話をしたら、ある友人がボソッと…


「それって、その人がいつも勤め先でしていることじゃないの」


という恐ろしいツッコミを入れる。いや、私は役人は仕事をしてないなんて全世界の公務員さんを敵に回すような発言はしない。だけどさ、これまで参加したコースに必ずやる気のない人がいて、その人はほぼ絶対の確率で公務員とかそれに準ずる立場の人ばかりだった。


このコース、資料の古さなど確かにカイゼンの余地はあるものの、基本的には有益で興味深いものでした。ただ、誰がどー考えても自腹を切っては行けません。

すばらしい(当社比)読者様からの声:

管理人さん、お久しぶり。覚えてます???まだダブリンで生きてますよ~。

コンピューター学校懐かしい。。。私も7年ほど前、会社から行かされました。Excel習いに。。。(ECDLあるんだけど~)当時も人がいなかったですよ。私のほかに二人だけ。2回目の受講は延期になったのを覚えてます。ビスケットとコーヒーは食べ放題、飲み放題でした。お昼代自腹はきついですよね~この国じゃ。

EXCELの講師(アイリッシュ女)に『私のPC, EXCELあけると一番上のコラムがABCで表示されず、123の数字なので使いにくいのでABCに設定しなおす方法を教えてください」と質問。答えは、「え?そうなの?そんなことあるの?みたことない~!」という見事なお答え。「あんた、講師やろ???え???」と突っ込みたくなったがぐっとこらえ、待つこと3日。回答が、メールで送られてきました。管理人さん、久々のみに行きましょうよ。

ごぶさたです。不景気の中いかがお過ごしでしょうか。

>ABCに設定しなおす方法

へ?なにそれ?

Google大先生に聞いたら、なるほど、こんなことがあるんだ(知らなかったよ)。

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20060221/230138/

まあ、お返事が来ただけよかったんじゃないですかね…と考えるのは、私がこの国に長く住みすぎている証拠かも。

>久々のみに行きましょうよ。

ですな。が、怠け者の私に任せるとたぶん一生機会がないと思われます。なので、幹事は任せた(出た、必殺丸投げっ)

不況の中、首にもならず、給料はすこし上がり、(でもボーナス半額だったわよん)とうとう日本で働いていたより長くアイルランドで(しかも同じ会社で)働いていることになりました。9月でとうとうダブリン滞在10周年よ。パーティーやるよ。参加してね~。

ああ、管理人さんも知らなかったのね。ちょっと安心。経理で働いてますからExcel 必修なわけ。Excel できない=仕事できないと思われるので、当時は必死。123の数字だと公式がいれにくくて、馬鹿な私には無理。ABCでないと使えないのです。とにかくひとつ賢くなりましたね!

幹事任されました。管理人さんも知ってるA ちゃんに相談して連絡します!

おらもコメントするだー

 

  私が書いた本に、協力をさせていただいた本です。