布団は吹っ飛ばなかったが屋根が吹っ飛んだ

カテゴリ (いい加減王国, ダブリンの現状) by Snigel@本館管理人 on 05-02-2009

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本日、午前8時。ダブリン市中心部にて(メールで回ってきた写真を無断転載)。













Irish Timesの記事はこちら。


いやー、きれいに屋根が吹っ飛んでおります。


この場所、North Strandって言うんですけど、今のアパートに引っ越すまでは、ここを通勤通学その他に使ってました。それこそ、何回も歩いて何十回も自転車で通って、何百回もバスで通過した場所です。なのでこの辺の様子は写真を見ずとも目に浮かびます。そのうえで思うんですけど、木の小枝に当てることは可能でも、幹にバスを当てることはなかなか難しいです。仮に、バスの左側面を木の幹に当てたとしても、屋根全体が吹っ飛ぶというのはそうそうありえないことだと思うのですが。


それにしても運がよかったといわざるを得ません。まず、事故が朝のラッシュ時の逆方向(街から郊外に向けて)の運行のバスで起こったこと。しかも、運行が、いっつもがらがらー、すかすかな42Aというマイナー系統のバスで起こったこと。これらの要因のおかげで、本当に運良く二階席に誰も乗っていなかったのです。もし、この事故が満員のバスで起こったらこのニュースは日本を含めた全世界に配信されていたと思います。


ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ダブリンバスの屋根が吹っ飛んだのは今回が初めてじゃありません。確か2001年にも回送中のバスがBrayの高さ制限2.5メートルくらいのガードに突っ込んで屋根がきれいに持っていかれたという事故がありました(詳細はちょっと不明)。ただ、この時は運転手が回送で近道をするために通常は通らない道を選択したために起こったという、ま、マヌケな事故だったわけです。


前々から思っていたんですけど、二階建てバスって不思議だと思いません?どこにも柱がない。2階に最大50人の人が乗るとして、そして、ひとりが70キロとすると、3.5トンもの重さをいったいどーやって支えているんだろうと思いませんか?


私のさらなる疑問:


このバスは観光客用の屋根のない2階建てバスに転用されるんだろうか?


すばらしい(当社比)読者様からの声:

あらぁ、一体どこへ突っ込んで屋根が取れたのでしょう??
後続車もいなかったみたいで本当に良かった!

ちょっといじれば観光用の屋根無しバスに早代わりでしょーね。「あっ、あのバスもしかしてこの間の」なんて気付くかも?
それよかなんすか、最後のシュールな画は…(笑)

…ってかぎゅうぎゅう電車の中でもメールはできるんですね。なんだかんだ言っても80年代の満員電車とは混み方が違ってきてるみたいですね。

さて、件のお屋根の件ですが、推理だけどバスの下半分のシャーシには影響してないと思うんですよね。なので、観光用になる可能性はあると思います。あるいは、ダブリンバス名物、高枝きりバス(沿線の木の枝を切って回るバス。なるほど、これに引っかからない枝は切らなくていいというある意味よく考えたもんだと感心)になったりして。

この事故、RTEのサイトにも出てましたが、吹っ飛んだ屋根のアップの写真が載ってました。屋根の切断面から推察するに、ダブリンバスの屋根部分の材質はFRPかなんかのプラスチックのようですね。なので、2階部分は結構軽量にできているのかも。1階の天井=2階の床はスチールなんでしょうか。乗ったときには気がつきませんでした。

ってこたーですよ、バスの強度よりも軽量化(そしてそれにもろに影響を受ける燃費)を重視した設計…と言えるのかもしれませんね。地下鉄日比谷線や尼崎線の事故(軽量化のために側面が弱く側面からの破壊力に弱かった)を思い出しますね。

もし、今運行しているバスの強度が足りない!とかいうことになったらいったいどーなるんでしょうね。イギリスなども含めえらい騒ぎになりそうです。

80年代の満員電車は乗った事ないのでよく分かんないでーす、なあが太んです(笑)。90年代を電車による通学をしていましたが、そりゃもう混み混みでした。その混みようはアバラボネがギシつく位でした(どんだけ?)

強度のお話に移行してますね、確かに2F部分は軽く出来てると思います。そうでなきゃ柱無しでは成り立たないだろうし。かと言ってプラスチックて…(笑)

混んだ80年代の電車に乗ったことのない(自称)あが太んにプレゼント。

Youtubeによると(ケータイから見られるかどーかは知らんが)

http://www.youtube.com/watch?v=3UUg0_qIjBE

が2008年には

http://www.youtube.com/watch?v=8ScexNfYbBQ&NR=1

こうなったらしいです。

これを見た日本人以外の人はいったいどう思うのやら…。

で、本題のバスの件ですが、早くも事故原因が推定されつつあります。

ここ、片側2車線でそのうちの1車線は朝の7時から夕方の7時までバスレーンです。朝の8時はバスレーン実施時間帯でした。で、右側の一般車線に右折車があり、どうも右側の車線の乗用車がバスの前に割り込んで右折車を避けようとしたらしい。急に前方に割り込まれたバスが事故を回避しようとして左にハンドルを切ったと。そしたら、(ここからは私の推定ですが)ほんの数センチ歩道に乗り上げるような感じになり、その数センチの違いで木の幹に2階左端が当たり、屋根がはがれたと。

つまり、問題点は二点。

車道から数センチの位置に危険な木があるという点。
木の幹に当たった程度(しかもおそらくスピードはあのあたりの状況から考えるとせいぜい40キロくらいだったと推定)で屋根が吹っ飛ぶという構造上の問題点。

どっちもカイゼンは難しいですよ。同じような街路樹を切るとなると、相当数の街路樹を切る羽目になるし、後者にいたっては今、イギリスアイルランドを始め世界各地に走っている同じ種類の何千台というバスに問題ありということになる。どーなりますやら。

運転手さん、首の皮はつながるかもしれませんね。わかりませんが。

このニュースの様子を見ていたら次回ダブリンに行った時にバスに乗るのが怖くなるかも。一階にいたら2階にどれくらいの人が乗っているか気になるし、2階に乗っていたら屋根の心配と床の心配をしなくてはいけませんね。2階の窓際に座っていると時々、木の枝にザザーッとぶつかりますもんね。これが幹でなくて良かったと思わなければ。
一度オコンネルで止まっているバスに私が乗っていたバスのサイドミラーがぶつかりもぎ取られてました。その時でさえもギョッとしました。

YouTubeも見れてしまうこのケータイ、驚異です…。
80年代の、ヒドいですねー(苦笑)。駅員さんも「俺、何やってんだ」とか思わんかったとですかね??08年でも混んで見えますがアレを見た後ではかなりの改善…いや、団塊の世代が消滅しただけ???

さてkana様のご指摘通り、ダブリンに行ったらバスは怖くて乗れそうもないので彼に運転してもらいたいと思います。ん?(笑)

調べました。事故ったバスは、Alexander-dennisというスコットランドにあるメーカーのALX400という型式のバスで、ダブリンバスには全部で1000台以上も走っているようです。(出典:Wikipedia)

で、メーカーのサイトに行ってみると、事故ったバスは既に生産中止になっているようで後継モデルと思われるEnviro400というバスのページには、ボディはアルミのはフレームとガラス繊維強化プラスチックとABS樹脂でできていると書いてありました。詳しくはそのサイト(ttp://www.alexander-dennis.co.uk/enviro400/style.htm)

そうなると、考えられる対策はただ一つ、バスルートにある街路樹を全部点検して、ぶつかりそうな木を全部切ってしまうという、一番原始的な方法に落ち着くのではないでしょうか。

>Kanaさん

お返事遅くなって申し訳ありません。月曜日は忙しいのです(日曜日は何してたんだ?)。

まあ、この事故、めったにない事故と言えるのであまり神経質になる必要はないとは思いますが怖いことは確かですね。

木の枝にこするのは日常茶飯事、一度二階席に上ったら、前の左側の窓ガラスが外れかけていたことがありました。あれも何かにぶつけたんでしょうね。

>あが太ん

確か私が学生のころ、「ラッシュ時のホーム整理員」ってバイトを募集してました。私の記憶が正しければフツーの店員とかのバイトが自給800円とかだったのに対して、この整理員は1000円とかだったような。

ただ、朝の2時間とかしか働けないので、一日2000円とかの収入にしかならなかったので応募はしませんでした(朝早いし)。今にして思えばやっておけばいい笑いのネタになっていたかもしれません。

>moppieさん

ありがとうございます。私が調べようと思っていたことを全部調べてくださりました。ありがたやありがたや。

ダブリンバスの名誉のために書かせてもらうと、ダブリンバス、おそらく年に一度かそれ以上の割合でバスに当たる、あるいは当たりそうな枝を二階建てバスを改造したバスで切っています。

が、当然と言えば当然、幹は切ってません。で、今回の事故の再発を避けるためには枝ではなくって幹を切らねばなりません。つまり、木を切り倒すと言うことですな。切り倒すとなると、道路管理者などの許可が要りそうですし、いろいろややこしい問題が出てきそうな気がします。

Snigel様、神経質にはなってませんよ:)
きっとこの記事の事も忘れて次回のダブリンでも2階席に座ってCityまで行っちゃうんでしょうね。ちょっとした観光客気分になっちゃうんですよね、2階席の一番前って。

前をしっかり見て、万一の際には床に伏せれば大丈夫かもしれませんね(笑)

2階席の一番前、確かに眺望は文句のつけようがありませんが、反面足元があまりに狭いですよね。どーでもいいことですが。

おらもコメントするだー

 

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