雑談:スーツケースについての私的一考察

カテゴリ (旅行記, 日常生活) by Snigel@本館管理人 on 04-09-2008

スーツケースを買いました。


実はこの5年くらい愛用のスーツケースがあった。なぜかMarks & Spencerで買ったもの。会社からボーナスとしてもらった商品券の使い道がなくてしょうがなく80ユーロ(13,000円)くらいするこのスーツケースを買ったのだ。機内持ち込み可能な最大サイズの布製スーツケース。安いスーツケースが30ユーロ(4,500円)以下で手に入るんだからかなり高い買い物だったと言えると思う。


買った瞬間はもっと別の有意義な金の使い道があったんじゃあないかと思ったのだが、使ってみて驚いた。安定感が違うのだ。歩道の凹凸があってもものともしない。こりゃいいやと日本にも行き、イギリスにもドイツにもいろんなところを一緒に旅した。5年にわたり歩道の高い段差を無視したりとか、日本への大陸フライトでは足置きにしたり、ほとんどぶん投げんばかりに使ったりと酷使の限りを尽くしたもののまったく壊れそうな気配がない。「安物買いの銭失い」ってよく言うけど、なるほど、いいものは高くても買っていいんだなと初めて知った。


ちなみにMausi(ごくたまにしか出てこないけど私の彼女の仮名だったりする)の持っているスーツケースはAldiかLidlで買ったらしい安物で、引っ張ってみるとその違いは歴然。歩道のわずかな凹凸でもぐらぐら不安定になり最悪倒れてしまう。


で、たまに彼女が私のスーツケースを使ったりしているうちに、いつの間にか私のスーツケースが行方不明になった。最初は彼女の実家にでもあるんだろうと思っていたが、先日帰省(っていうのかな)をしたときに気がついたのだが、彼女の家のどこを探しても私のスーツケースはない。忽然と消えてしまった。


それから数カ月待ってみたが、私の愛しのスーツケースが見つかる気配はなくついにあきらめたわけ。そして、買ったのがこちら。

スーツケース

スーツケースはモノの違いがわかる!ということに気がついてついに買ってしまいました。サムソナイト。買って気がついたのですが、ポケットがたくさんあったりとか荷物が多いときはスーツケースそのものが拡がるとかいろんな賢い機能がついてます。さすが伊達や酔狂でサムソナイトを名乗っていないんだと一人で納得。


実を言うと、私、学生時代にバイトでスーツケースの販売をいたしておりました(いろんな過去のあるやつ)。その時に当然サムソナイトのスーツケースも売っておりました。…ってか基本的には利益率の高い店のオリジナルスーツケースを売るように言われてたんですけどね。だけど、やっぱりサムソナイトのほうがいろんな意味で洗練されている気がした(値段も店のオリジナルのものより2-3倍したのだが)。その時に、思ったんですよ。「ああ、こんなスーツケースで世界を飛び回る大人になりたい」って。


それから10年。サムソナイトのスーツケースを持って月に数回ヒコーキに乗るご身分になりました。が、未だに大人にはなっていない気がします。


…と、実は作り(「ああ、こんなスーツケースで世界を飛び回る大人になりたい」ってのは作り)でうまく話をまとめたんですが、僕の悪い癖、続けてしまう。


アイルランドに初めて来たとき…実は海外初体験でした。一体どーしたらいいかわからない私は上野(正確には御徒町)のディスカウントストアー多慶屋に行って「一番大きいスーツケース」を買った。これがあとになって気がついたのだがまったく使えないシロモノなのだ。


というのも、スーツケースそのものが重い。記憶が正しければスーツケースそのものの重さが8キロとかあったんじゃあないだろうか。ご存じのとおり(アメリカ線などを除いて)国際線のエコノミークラスの無料の預け入れの荷物は20キロまで。それなのにその半分近くをスーツケースそのものに使ってしまうと、実際に運べる荷物は10キロちょいという計算になる。こんな莫迦な話はないということに気がついて私は機内持ち込みではなく預け入れのスーツケースも軽い布製のものを愛用している。


いっつも日本から帰るときに大量の書籍を買って帰るのでこのスーツケースが25キロとかの重さになる。25キロのスーツケース、大目に見てくれる可能性もあるけど文句を言われる可能性があるのでご注意を。さらに一つが30キロを超える重さのスーツケースは受け付けてさえくれない可能性もある(なんでも荷物を取り扱う係の健康を考えてなんだと)のでそれはそれでご注意を。それから状況によっては小さくなるジムに行くような大き目のスポーツバックも愛用。


でね、成田でいっつも思うのだが、成田のベルトコンベアで流れてくるスーツケースはほとんど十中八九重そうな、そして頑丈そうなスーツケースがどんどん流れてくる。これ、ホントに成田(あるいは日本の国際空港)特有の光景だと思う。みんながみんな判で押したように大きなスーツケースを使っているのがすごく不思議。


いろんな国のステッカーを張って自分が行ったことのある国を自慢せんばかりのものとか、でっかく主催旅行社の会社名のタグを貼ったもの、派手なスーツケースベルトを貼ったもの等々いろいろだが、ほとんど例外なくそのすべてのスーツケースは頑丈な樹脂製とか下手するとジュラルミン製の大きなスーツケースばかり。私の布製のスーツケースもすでに浮いてますが、さらに私のナイキの真っ赤なスポーツバックはもっと浮いているような。


さらに話は脱線するけど、まだANAが成田の第2ターミナルを使っていたころ、荷物受け取りのベルトコンベアの端っこに横になって出てきたスーツケースを立てる係が必ず二人いた。あれを「ああ、日本はなんて親切な国なんだ」と感じるか「人件費の無駄じゃねえの」と思う人といろいろだと思うけど、擦れた私は後者。そんな人間を雇う金があるなら着陸料を安くしろ(=航空券を安くしろ)といつも思っていた。


もし、海外経験があまり豊富でなくてどんなスーツケースがいいか悩んでいるという方、私は自信を持って言いたい。軽いものを買えと。よく「よくスーツケースは壊れるから丈夫なものを買ったほうがいいのでしょうか」とかいう感じの質問を見かけるけど、私、10年近く旅行してますが、スーツケースを壊されたのは一度きりです。しかも、その時も航空会社はそのスーツケース代を払ってくれました。


つまりね、どうせ壊れるときは壊れるんだから、わざわざ丈夫なものを買う必要はないということ。おススメは軽くて、引っ張りやすいやつ。これに尽きますぞ。

すばらしい(当社比)読者様からの声:

最近の日本国内のネット通販でも新聞広告でも、ジェラルミンタイプをよく見かけます。安くなり始めてもいるようでモノとサイズによっては1万円切る物もチラホラ(脆そうだけど)。色も豊富、正直欲しいと思う。
そんな背景もあって成田で「頑丈で重たいやつ」をよく見掛けるのかも??

布タイプがやはり良いですか。彼のもそうだったなぁ。
確かに軽い方が(+荷物であっても)負担は少ないですもんね。メモしよっと(笑)

真っ赤なナイキのスポーツバッグ、画像がないのが残念です┐(´ー`)┌(笑)

いいなあ、私もサムソナイト、いつか買いたいと思っているあこがれのブランドです!いつもは兄のおさがりの、布製の小さなスーツケースを使っています。
壊れたら新しいのを買える理由ができますから、早く壊れるように(おお??)乱暴に扱ってますが、これが丈夫でなかなか壊れてくれないんですよねー
どうしたら壊れてくれるのでしょうか?なんちゃって。

>あが太ん

いっつもヨーロッパからの便だからか知らんけど、下手したらスーツケースの大きさまで同じようなのが並んでて、いつもああ、Loaderさん(荷物を乗っける人)は楽だろうなあって思うんですよ。だって、積み重ねても問題なくて、大きさも一緒だからつみやすい。

今ふと思ったんだけど、ピラミッド型のスーツケースにしたら上に他人のを乗っけられなくていいかも。究極の自己チュースーツケース。

わしのスポーツバッグは別にホントにジムに行くようなやつで特筆すべきことはありません。成田のベルトコンベアではあまり見かけないと言うだけです。

>Piggyさん

ありきたりな答えでしょうが、一番壊れやすいのは車輪らしいです。段差とかで車輪を破壊するように心がけていれば、たぶん近い将来に壊れるでしょう。

ただ、そんなに丈夫な布製のスーツケースなら、私なら喜んで使うけどなあ。ブランドにだまされてはいけません(←お前だよ。お前)

>ピラミッド型のスーツケース
安定性は抜群、しかしあまり入らなさそう、パッキングが難しそう…やっぱりボツっ(笑)
あまり見掛けないスポーツバッグなら逆に発見しやすくていいですねぇ。

ピラミッドで思い出しました。話、脱線させますよー。
店の昔の商品資料に「ピラミッドクーヘン」なるお菓子がありました(写真はナシ)。しかも説明書きは「ドイツではあまりにも有名なお菓子」と断言。
本当なのですか??気になって夜も眠れてしまうんですが(笑)

調べてみました。客観的に見てフツーのバウムクーヘンじゃん(抹茶味とかあったけど)。そういえば、フツーのバウムクーヘンすらドイツで見たことがない。私の目は節穴でしょうか。

店長に確認しました。確かにピラミッドは名ばかりで、ごく普通のバウムクーヘンだったと…(笑)

フツーのバウムクーヘンすら見掛けないという現地情報(?)、忙しい中まことに感謝です。節穴は気のせいかと思われます。で、更に上の上司に話が聞けたら聞きたいと思います。
話を脱線させて失礼いたしました。

えっと、あが太んはスーツケースは「2泊3日用」と書かれていたので買った。のしか持ってません(黒、布製、安物)。

今まさにドイツにいますが、バウムクーヘンなどどこにもない!ドイツ在住の方またはご存じの方どなたかいらっしゃいませんか?

バウムクーヘンがピラミッドケーキと呼ばれるのは知りませんでした。
ドイツでありますよ、バウムクーヘン売ってるの見たこと。でも日本で、特に引き出物なんかにあるあのバウムクーヘンとは形がかなり違うので、バウムクーヘンと気づかないのかもしれません。
ドイツ本場のはもっと小ぶりで、高さがかなりあります。で、たいていチョコレートなどでコーティングされているので、とっても美味しいです。切ったらおなじみの、あの年輪のようなケーキがお目見えしますよ!
ドイツ人のシェアメートの一人は「子どもの頃一番お気に入りだったおやつ」だそうです。

コメントありがとうございます。が、まだイメージがわかない。もしかしたら、南のほうでは一般的とか(ドイツには結構地方色がありますからね)。

はじめまして、こんにちは。
Snigelさんがよく利用される空港のあるDUS市にバウムクーヘンで有名なお菓子屋さんがあります。Heinemann(ハイネマン)というお店です。全てチョコレートコーティングされていますけれど。
このお店のシャンパンのチョコレートやパンもおいしいですし、併設のカフェでお店のケーキを注文してお茶を飲むこともできますよ。
http://doraku.asahi.com/earth/abroad/column/061025.html

ハイネマン以外で、チョココーティング無しのバウムクーヘンを扱っているカフェがあったのですが、お店の名前が思い出せません。すみません。

それから、プリンの簡単レシピが載っているサイト。こちらもどうぞ。自作プリンは旨いよ~。カラメルの簡単な作り方も載っています。
http://iina.com/pudding/recipe/junko/

なるほど、チョココーティングに加えて形も違うんであれば見掛けていても気付かない可能性はありますね。
日本でバームクーヘンで有名なのはユーハイムでしょうか。たしかにこの店で売っているのは縦に長かった気がする。

スーツケースネタに戻らなきゃいけないのに…オロオロ(困)。
そいやサイパンに行った後、ケース内きちんと整頓していない気がしてきた。パレオが入ったまんまかもしれない事に出勤中に気付くなんて嫌だなぁ。

私が見たのは全部北ドイツだったような気がします。リューベックと後どこかのバルト海沿いの街でした(街の名前は失念です。。。)。下のウェブサイトにあるような感じのバウムクーヘンでしたよ!
http://www.baumkuchen-saw.de/?op=products
あ、そうだあと去年の冬にアイルランドのALDIでも売ってました^^。今年もクリスマス前に売ってるかもしれないですネ。

>Emoさん

お返事遅れてごめんなさい。

この掲示板、http://で始まるリンクが入っている場合「検疫」に回されます。スパム、うざい広告除けです。もちろん通常の投稿はきちんと載せますがそういう裏事情があるということをちょっとバラしておきます。ただし、二回目の投稿以降は大丈夫なはずです。

このデュッセルドルフのお店は例の日本人街のごく近所みたいですねえ。今度気をつけてみてみます…って、実は次回デュッセルドルフに行くのは12月だったりするのですが。

プリンは…いけません。大好物なので作ったら全部食べちゃいます。なんとか作らないようにしないと…でも作ってみたい。ぶつぶつ。

これからもよろしくです。

>あが太ん

いいんです。このサイトは食べ物のページにリニューアルします(ウソ)。

パレオってなにか知らんかったんでググってみたけど、なに?こげんもん買ったとね?

>In the same boat さん

なるほどっ。これはぱっと見バウムクーヘンなんかじゃあないっ!とことん悪く言えば、コーティングに失敗してくっついちゃったドーナツみたいだ。

これ、下手にチョコレートでコーディングするより、日本みたくそのまんまのほうがおいしそうに見えると思うのは私だけ?

でもこのゴテゴテチョコもなんだか美味しそうですよ。
小さいのなんて、ミス○のドーナツみたい。

>パレオってなにか知らんかったんでググってみたけど、なに?こげんもん買ったとね?

はい、買いました!南国へ行ったらオナゴは絶対買っちゃうと思うんですけど(笑)。色んな巻き方があるらしいです、巻いてレストランに入っると店員(男)に大接近されて注文しました。藁。

パレオってのはマジ知らんかった。知ってなければいけないジョーシキの範疇だったのね。

…やっぱりスーツケースの話してないじゃん。こりゃ、今晩あたり更新しようっと。

常識の範疇…なのかな?
オナゴは絶対買うと思ったけど、うら○ちゃんは「んなモンより酒じゃぁー!」て言うと思うので訂正。

スーツケース、3分の2位しか行きは詰めず。帰りは買ったもので満杯。これもオナゴの宿命なのか?

更新、お待ちしております(はぁと)

[...] 去年の9月に、サムソナイトのスーツケースを清水の舞台から投身自殺したつもりで買ったことはすでに既出です。この日記へのコメントの中で [...]

おらもコメントするだー

 

  私が書いた本に、協力をさせていただいた本です。