ドアばったんとビンごろごろ。悪いのはどっち?

カテゴリ (ダブリンの現状, ドイツ) by Snigel@本館管理人 on 13-05-2008

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まずはお知らせ。

どなたか私とLeonard Cohenのコンサートに行きませんか?実はチケットが3枚余ってます。ファンが殺到して数分で売り切れた6月14日(土曜日)のいい席です。ご希望の方には幻の名ライブ盤(てかメジャーレーベルとしては発売されなかったらしい)Blossoms of Heaven, Ashes of Hellを聞いていただけます。国籍、性別、飼い犬の有無、支持政党等不問ですので興味のある方は是非どうぞ。もし、話が合えば、土曜日のお昼ごろからメシでも食って…というミニオフにしてもいいかも。

日本でも結構有名になった「アンジェラの灰」これ、相当昔に読んだんですけど、この中にね、(完全にうる覚えです)、主人公が郵便配達だか何だかで家を訪れて目の前でドアを閉められてしまう。その時に、主人公の母親が「目の前でドアを閉められるような無様なことをされちゃいけないよ」と言われたのを思い出した…私の脳内ではそんなふうに記憶されてますが、おそらくだいぶ違っていると思います。

ともあれね、アイルランドでは目の前でドアを閉められるというのは失礼なことと認識されていることは間違いないです。

なんでこんなことを書き始めたかというと、ドイツに行くたびにたとえばデパートの入口だとかで目の前でドアが閉まるんですよ。前に入っていった人がドアを押さえて待っていてくれない。それをやられるたびにすんげー腹が立つんですよ。おい、アイルランドでは間違いなくドアを押さえてくれるぞ。そんなわけで、私は郷に入れば郷に従えの言葉を無視して、ドイツででもドアを押さえます。あ、ちなみに日本でも押さえますよ。

そう、この事実から導き出される結論は一つ。ドイツ人は他人のことなどどーでもいいと思っているけど、アイルランド人は他人のことを慮る人たちなのです。

…などと短絡的に思ってはいけない。こんな経験をつい最近した。ドイツ国鉄の車内でのお話。

誰かが床にビールの瓶を放置して行った。それが倒れて転がり始めた。そしたら、近くの席の人間がさっと拾ってゴミ箱に捨てました。

さて、翻ってこちらはダブリンバスの車内。

ビンもカンも完全に放置されてます。拾う人などただの一人もいません。そんなわけで、ちょっといたずら心というか偽善というかである日、バスの降り際にこの袋に転がっていたビンを全部拾ってバスから降りていました。運転手さん、唖然としたあとに「よくやった!」って言ってくれました。たぶん、こんなことをする人ほかにいないんだろうなあ。

さて、後ろの人を顧みないでドアを閉めるドイツ人と、バスの中でビンがごろごろしていても知らん顔をするアイルランド人と、果たしてどっちが他人のことを思っていないのか、大いに議論の余地がありそうです。

すばらしい(当社比)読者様からの声:

んー、深いですねぇ。アイルランド人·ドイツ人、「どっちもどっち」でしょうか?
個人的には「気付いた人が率先して動きましょう」主義なあが太ん。
しかし結局やるのはいつもあたしやん!!!という悲しいオチです、はい。

もしもボックスの方が効率的か…
「もしもどこでもドアがあったら」、「もしも私の言う事しか聞かないドラえもんがいたら」。
あぁ怖い、あら何の話でしたっけ??

そう、どっちもどっちってのはホントにそうで、このどっちかたった一つの事実だけを取って、「アイルランド人は(あるいはドイツ人は)ジコチューだ」って簡単に言えちゃうんですよね。「気付いた人が率先して動きましょう」ってのにはまさに「正直者がバカを見る」という側面もあるわけで。難しいですよね。

結局「気が付いた者の負け(?)」というオチになってしまうことが多くて、どちらかといえば神経質な私は、いつも貧乏くじを引いております。
バスの床にビンが転がっていてもぜんぜん気にならない人もいれば、7人掛けの電車のイスに6人で座っているのを見ただけで気になって仕方がない人(私のことです)も居るということでしょうね。
鈍感な人って結構幸せかも。

>moppieさん

そう!列車の7人がけの席への6人がけって、きれいな等間隔で座っていると結構気がつかないんですよね。途中に手すりを入れて無理やり3-4人がけにしたのはあれ誰が考えたか知りませんが絶妙です。…ってかさ、電車の席が7人がけでそこに座っているのがひいふうみい…と数える時点ですでに神経質な人の仲間入りしてますよね(私も必ず数えているタイプです)。

みなさまはじめましてです。Blackmonkeyと申します。
いつも楽しく拝読させていただいております。

>Snigelさま
いつぞやメールさせていただきました。覚えておいででしょうか。

へええ、アイルランドでは閉まるドアを押さえてあげるのがマナーなんですね。知りませんでした。そんなの一度もやってもらった覚えがないんですが。でもわしはやりますよ、うん。日本でも、アイルランドでも、(行ったことないけどたぶん)ドイツでも。されて嬉しいことは自分もやるのがマナーかなと。

アイリッシュがかなーーりmessyなのは間違いないです(断言)
で自分がどっちがより嫌かといわれたら、はい、潔癖症のわしとしては間違いなくアイルランド方式かな。顔の前でドアが閉まるほうがまだマシかと。こないだエアリンガスに乗ったとき頭上の荷物置き場にしまったわしのジャケットを、他の乗客のカバンを出すために取り出して、あろうことか床に放り投げたCAにはマジで殺意を覚えました。

>Blackmonkeyさん

はい、覚えておりますよ。文体にかなーり特徴がおありですので(笑)。そして、新人さん、大歓迎であります。

アイルランドでは、まず間違いなくドアを押さえてくれていたと思います。むろん、女性のほうが先だとかいろんな暗黙の了解事項があった上でのことですが。

ええ?床にジャケットを放り出された?ウソでしょう?そりゃ、Blackmonkeyさんじゃなくても殺意を覚えます。

はじめまして、ねこにゃんともうしますよろしく。(スペースのキーがこわれているみたいなのでかんじにへんかんできません><)
たびのゆびさしかいわちょうからここにとんできました。
むかしからアイルランドはいちばんいきたいくにだったので、えいごもぜんぜんできないわたしはかいわちょうをてにせんしゅうここにりゅうがくしにきました。
がっこうのPCからここにきたのですが、かなりきょうかんできるぶぶんがおおくてうなずいていました。
わたしもえきからでるときなど、まえのひとがどあをあけたままにしてくれてるので、あいるらんどのひとはやさしいなぁとおもうときもあれば、でんしゃのなかにおちているしんぶんし、ゆれてあちこちいどうしてせきにすわっているひとのあしもとにきても、すわっているひとはしらんふり。。。などということがよくあります。
こういうばめんをみるたんびに、あいるらんどのひとはきぶんやなんだろうか?とおもってしまうのですが、まだひがあさいわたしにはなんともいえません。これからもここにこうかいされているばめんをみるきかいもふえるんだろうなとおもうとちょっとふくざつなきもちになりますね。
このキーボードもスペースいがいにもこわれているところがあるのに、とりかえるようすがないです。。。

ねこにゃんいらっしゃいませ。

何だか知らないけど、ひらがなだけだとすんごくかわいい感じがしますね。7年だかホムペの管理人をやってて初めての体験です。

まず、そのキーボード、鍵の先っちょとかを使っててこの原理でその動かないスペースバーを取り外してみましょう。その上でつけなおしたら、バネが元通りになってちゃんと動くようになる可能性があります。

今後いろいろな体験をすると思いますが、嫌なことでも後で笑えるようになります。とにかく、もう自分でもアホかと思うくらい楽観的にいったほうがいいと思いますよ。愚痴はいつでも受け付けております(笑)。

お久しぶりです。
そういえば、アイルランドではドアを押さえてくれますね。私もその習慣に慣れてしまったので、どこに行っても押さえている気がします。そこで、「Thank you」と言われると何だかいい事したのかも、と思ってしまってます。こっちまで気分が良くなります。小さい頃から親に「自分がしてもらって嬉しいことは人にもしてあげよう」みたく言われてきたので、私も貧乏くじ引いてるなと感じる事も時々あります。でも「ありがとう」と言われれば、それで私の場合OKなのです。まぁ、良い所もあれば受け入れがたい所もあるという事でしょうか?

Kanaさん

…いい親御さんをお持ちですねえ。そして、それを素直に実践するというのも、できそうでできないことだと思いますよ。そりゃ、理屈としては素晴らしいことを言われているのはわかりますが、実際にやるとなるとなかなか難しいところがあると思います。

Snigelさん

そのとうりです、難しいですよね。だからいつでもっていうわけにはいかないですし、正直、臨機応変にみたいなところがあります。人ですもん仕方ないです:(

今日は Piggyです!
私は日本にいた頃から、ドアは後ろの人の為に押さえておりましたよ、
なぜかって?それは、デパートやなんかで、私のはるか前を歩いていた人たちが、それぞれドアを通過する時に、それぞれが後ろの人の為に押さえていたからです。
少ないドアを通る多い人たち、バケツリレーのように手から手へ、ドアが押さえられ、人々が通り過ぎて行きました。
まるで、跳び箱の順番を待つ小学生のように、自分もドアの所にきたら自動的に手が押さえていた、というわけです。
正直言って楽しい気分になりましたよ、まるで皆で何か行事、例えば文化祭とか、綱引きだとか、みんなで一緒に何かをしている、ような感覚に陥りました。
今??気分次第です(笑)。

>Piggyさん

ええ?日本でドアを押さえてくれる人がいた?そうですか、なんとなくドイツと同様目の前で閉められるような印象を受けたのですが。

これはどう割り引いて考えてもいい文化なので、ぜひとも日本でもみんながドアを押さえてくれればいいなと思いますが。

まったく関係ないですが、わし、跳び箱、苦手でした。

おらもコメントするだー

 

  私が書いた本に、協力をさせていただいた本です。